学校統合で大分方向性が明確になって来ている。2つの中学校が統合し、一つとなる。
4小学校が統合され一つとなる。下町地域だ。多くの会議を経て地域合意を図っている。少子高齢化は少子の部分で統合が進んでいる。
地域は高齢者は増大している。高齢者も少子と同様な対応をすると問題が起きる。
避難所、防災訓練の場所の問題だ。
4つの小学校が統合するのだから防災訓練も統合しようと言う働きかけがあったが、地域では不評だ。
高齢者は足が悪い。遠距離移動は難しい。近所の避難所、防災訓練場所を希望する。閉校する施設でも残してほしい。
閉校した場所こそ、防災訓練会場、避難施設の改修・設置希望が多いのだ。
行政は経費削減目的で統合案を進める。消防署、学校、警察署、みな統合案が出てきている。
統合すれば人件費、物件費の集約が可能と趣味レーションをはじいているようだ。が、しかし、当初の予算より大きく膨らむプランとなって来ている。学校統合に限っても俎上に乗ったプランの3倍もの予算が検討されている。
施設課が想定した予算とその後の地域の希望の差でもある。プランは固定ではないのだ。合意が進んでゆくと新たな夢が生まれる。
多くの新たな課題と協議、合意形成が必要なのだ。
思えば地域は多くの会議が必要なのだ。行政からも期待されている。一つの工事に月、3回の会議。学校、警察、消防、自治協組織、コミ協組織、自治会組織、年間200回以上の会議に出る羽目になる。
多くの行政の組織は地域との接点を求めてくる。
対象は地域コミ協だ。
地域コミ協の役員は限定されている。役員不足は深刻だ。同じ役員が数多くの会議に出ることとなる。
行政の問題は地域の問題でもある。
活動拠点、資金、人材、いずこも同じ問題で悩んでいる。ここのところの集中審議こそが解決の礎だ。