下町活性化を目指して「早川堀通り」の工事が佳境に入っている。
植栽帯の樹木の種類、数、水路のフットライト、街路灯の位置の説明、設置ベンチの数、防災拠点、防災かまど、等具体的な数の提示、説明もあった。
案内板の説明内容は歴史を紹介したものだ。3月末には完成予定だ。2年有余の工事が続いた。
近隣住民にも大分協力いただいたが、この工事に係った多くの関係者に心底お礼を言いたい。
下町に誇れる観光資源・安らぎの水辺空間が生まれる。遊歩道である。長さはみなとぴあから旧小澤家住宅付近まで700メートル。
ゆっくり散策すると途中に下の7神社(湊稲荷、金刀比羅神社(西厩島町)、日和山住吉神社、豊照稲荷神社、金刀比羅神社(寄合町),開運稲荷、秋葉神社)もある。
豊照小学校付近には日本一古い歴史を持つ「赤澤保育園」、新潟市で3番目に古い「曙公園」貴重な土俵と鬼の石像。2代目新潟市庁舎の形を残した歴史博物館と旧税関庁舎、旧第四銀行住吉町支店の浪漫の建物群。旧小澤家住宅は江戸時代に北前船を使い米廻船で財を成した商家である。この付近には数多くの小路が残されている。町歩きのプロである観光ボランテイアと路地連新潟の活動拠点となっている。
うれしいニュースがあった。工事中の早川堀通りに食事ができる施設が完成した。1月8日にオープンしたフレンチレストランである。
「旬庭」という。若いオーナーシェフとフランス人女性スタッフがウエイトレスとして働いていた。
定食はコーヒーか、紅茶がついて800円税別とリーズナブル。下町散策に疲れたらぜひ使っていただきたい。近所に「福田石油」というガソリンスタンドがあるのでそこでスタンドマンに聞けば間違いない。
下にも新しい施設ができて住民も増えて来るとうれしい。5月18日(日)には下町早川堀通り第9回つつじ祭りも開催される。市長もいつも来ていただいている町おこしのイベントだ。ぜひメデイアに取り上げてほしい。みなとぴあ開館10周年のコラボも進んでいる。