しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

これこそが本当

2015年01月02日 | Weblog

「デイパーテッド」という映画を見た。2006年公開のアメリカ映画である。レオナルド・デイカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、が主演している。「男は死ぬまで正体を明かさない」がキャッチコピー。

警察と犯罪組織にそれぞれ入り込んだスパイを突き止めようとする映画だ。双方内通者がいることに気づくが、誰かはお互いわからない。最後までスト―リー展開が読めない映画だ。この映画の展開が従来の米国映画の常識を超えている。

実際にはあり得ない殺害前の長話。殺す相手に大演説する必要があるか。いつも疑問に思っていた。疲労困憊の状況下での長い会話、論理的な会話、ありえないと思う。従来の米国映画は必ずこの場面があった。必ずあるキスシーン、ラブロマンス。ところが

この映画では全く無い。躊躇の無いピストル発射。瞬時に変わる状況変化と新たな対応。とっさのひらめき、状況判断、反射神経での対応。これこそが、現実に近い映画ではないのか。新たな境地を開いた映画。そんな印象を持った。

映画を見ている人にストーリーを説明する為だけの出演者の長セリフ。必要はない。


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