世界の人口の１％の富裕層が持つ資産の総額は来年までに、残る９９％の人口の資産を合わせた額と同程度となる。
という推計を国際支援団体のオックスファムが１９日初表した。また、世界の富裕層上位８０人の総資産総額は、貧困層３５億人の資産総額に匹敵するという。今回の推定によると、１％の富裕層が握る資産が世界の富に占める割合は、２００９年の４４％から、１４年は４８％に増加した。このままのペースが続けば来年までには５０％を超す見込み。
残る５２％の富についても、人口の５分の１の比較的豊かな層が４６％を握っていて、その他の層が握る割合は世界全体の資産のわずか５・５％にとどまる。
昨年の大人１人当たりの資産額は平均で３８５１ドル（約４５万円）。
これに対して富裕層の資産額は平均２７０万ドル（約３億円）だった。
世界経済フォーラムの年次総会で議長を務めることになった ビヤニア 氏は各国の首脳に対して広がる格差問題への対応を呼びかける方針。
「富裕層とそれ以外の層との格差は急速に拡大しつつある」「より公正で、より豊かな世界の妨げとなっている既得権者に立ち向かうべき時だ」と指摘している。ＣＮＮ・ニュース。
民主党の目指す格差是正の旗印は正にこの事である。基本理念に立ち返って行動しよう。かっての資産家の党首が掲げた理念ではあったが、今は放逐されている。岡田、細野はまだ立ち返る事ができる筈だ。庶民目線が保てる党首が引っ張ってこそ吸引力が引き出せる。既得権者に立ち迎える人物は当然「既得権者でない筈だ」
高額な議員報酬を返上して議員を続ける維新の党橋本最高顧問。同じ目線で民主党が脱皮できれば、野党共闘も実現味を帯びてくる。
資産家集団と無産家集団。自民党と野党の構図は単純に考えればこの一点に集約して争うべき。
