国連などは13日までに、内戦下にあるシリアで戦争などに巻き込まれ、居住先を失った住民が約1060万人に達したと報告した。2011年の内戦開始前の人口の約半数にあたる。
CNNニュース。
内戦を逃れ出国したシリア人の大多数は国連に難民登録した。その数なんと「約410万人」
欧州での亡命を希望するシリア人の5人のうち3人がドイツ、スウェーデン、セルビアにとどまり、ハンガリー、オーストリア、ブルガリア、オランダとデンマークに亡命を求める人が多い。
このような国内の混乱にあってもサッカーはやたらと強い。ワールドカップ出場をかけた予選会で日本の上をゆく1位である。
日本が欧州勢を中心に全力で戦っていても内戦下のシリアに勝てないとしたら原因はどこにあるのか。十分な国家支援体制がある国とない国で差が出ない理由。不思議だ。日本人にはハングリー精神が乏しいのか。サッカーで出場できなければ、一家離散のシリア。国内リーグのメンバーは出場の機会が薄い日本。本気モードが薄い平和国家日本の危うさが目に留まる。
安保関連法案。やっと議論の本質が見えてきた。徹底的に国会で議論しているからだ。国民がぬるま湯に浸かって憲法9条にしがみついて、議論をしてこなかったつけがここに来ている。
国民の責任だ。議会制民主主義の原則に照らせば、与党の賛成多数で法案は通る。憲法違反としてもだ。猛省をする機会だ。国会議員1議席の重さ、政府の意思決定ルール。法案可決のルール。国民が1票に託した結果と世論。
世界のニュースから日本の立場と自分の意識のずれが見えてくる。世の中けっこう危機的だ。
自分だけの生活を守ろう。自分だけの老後を楽しもう。そんな余裕はないはずだ。
国はお金がない。元気なお年寄りは社会貢献しよう。国が何をしてくれるかではないのだ。
自分が国家に何ができるかを問うべきだ。多くの賛同者がいれば地域は動く。
国も動く。継続は力なり。自分の力は微力でも100日続けば100人力。100日続けば千人力ではないか。多くの連帯があれば山も動く。いろいろあるが、腐らず、地道に継続する。
これが答えと思っている。