ラブビーのワールドカップ。日本が南アフリカに逆転勝ちした。過去2回優勝している南アフリカに34対32で勝利した。
世界ランキングは日本13位、南アフリカ3位である。
ワールドカップでこれまで南アフリカに勝ったチームは優勝経験のあるニュージーランド、オーストラリア、イングランドの3チームしかなく、2019年の次回大会開催国となる日本のラグビー界にとっても歴史的な1勝となった。
ラグビーに奇跡はないという言葉を発する人が多い。「世界一厳しい練習量で培った体力」で勝利した。
日本は24年ぶりのワールドカップ勝利となった。一次リーグ残り3試合。各国2位までが決勝トーナメントに進む。
最強の南アフリカに勝った。残る相手は皆、南アフリカより低いランキング。残り3試合すべて勝って1位通過して決勝ラウンドに進んでもらいたい。
南アフリカはなめてかかっていた。アイデアもなかった。対して日本は豊富な運動量からできうる限りの準備をしてきた。
複数でタックルし、重圧に耐えるメンタル面、ミスに対処する方法論。地道に厳しいトレーニングに耐えた資質を開花させた。
得点の多く入るチーム競技に番狂わせは少ないという。実力差がはっきり出るという。
南アフリカはワールドカップで24勝4敗という成績だった。5敗目を日本に献上した。
ワールドカップ史上、比類のない試合。世界に波紋を広げたと英国紙「ガーデイアン」は伝えた。
ここでふと思った。番狂わせの起こりやすいスポーツ競技はなんだろう。
得点が少なく、偶然が起こりやすい。そんな観点で考えたら「サッカー」「野球」「高校野球」「カーリング」が出てきた。カーリングなどはオリンピックの代表チームが中学生チームに敗北している。
番狂わせが少ないスポーツとしては「バスケ」「バレー」「ラグビー」「テニス」だという。
だからブックメーカーのかけで稼げるそうです。今回の試合で大儲けした人、大損をした人があったかは取材できませんでした。