SFギミックカードというものがある。
mMLショッパーズで
お年玉マジックとしてプレゼントしていたやつである。
なかなか楽しいギミックなので、ここで私がやっている手順をちょっと紹介しようかと。
持っている人でないとわからない解説になるけど、ここでマジックの話を読む人は持っているか、周囲に持っている人がいると思うので、良ければ演じてください。
●現象
ライジングカードの現象の後、<その1>を行い、<その2>までやってしまう。
●セット
基本的に解説書の<その2>のセットなんだが、ギミックカードは解説書の位置よりやや下に置いておく。
●手順
① ギミックカードによってBが取りやすいはずなので、それを利用してギミックカードをHフォースする。そのためにギミックカードのセットをやや下にしている。
② フォース後、そのまま乗せてしまう。大体、ギミックカードは真ん中に来るようにする。
③いったん、手を離し、「この状態で上に上がってくると不思議ですよね」と言いながら、トップのカードを裏向きに置く。
④ 観客に先ほどの置いたカードを表向きにするように促すが、その間にデックを持ち、ギミックカードのところでBを作る。観客が表向きにすると当然違うカードである。
⑤「すいません、上の方向が違いました」などと言いながら、そのカードを回収し、ブレイクのところに、そのカードを入れるが、ギミックのあの部分に入れてしまう。
⑥そうするとライジングカードができるはずです。手つきとしては以前、当ブログで書いた
ライジングカードfor 花山薫みたいな感じかな。
⑦その後、「上昇志向の強いカードなんです」などと言いながら、<その1>を演じ、さらに「他と違うことをしたがるんですよ」などと言いながら、<その2>を演じる。
まあ、くどいですけど、ある程度、時間を持たせることができます。
一部の生徒に大うけです。
いや、「大」はないです。
すいません。