国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

スティック型パドルBEST5

2022-03-19 21:29:08 | パドルマジック

 

※2021-07-12の記事をほぼ全面改稿

●知る人は知っているが、知らない人は全く知らないこととして、私はパドルマニであり、パドルコレクターなのである。

とにかくたくさん持っているのである

●で、だ。

●ここでは黒板型、二本以上の使用するもの、特殊な仕掛けがあるものは除いて単純に一本のやつでBEST5を選んでみた。あくまでも私の趣味であるが。2021年の記事から一つ減らして(サイコロを使うから)一つ加えた。

●前回の記事では大きさがわからないと思い、トランプも載せてみた。

 かなり小さい規模のマジックだが、多種多様な現象が起きる。「世界最小のイリュージョンや」(なぜ関西弁)とおっしゃっていた方がいらしたくらい。

●TVでもタネ明かしをされてしまうマジックなのだが(実際私が知ったのは『笑っていいとも!』で加藤紀子さんがやっていたのを見て知った。実際には知識として知っただけでやらなかったけど)、普通はx回しか現象が起きないのに、マジックの先達たちはx+αを加えてきたのである。

●一番、右のパドルのがお気に入りのパドル『カルテットⅠ(テンヨー パドル・コレクション)』である。考案は近藤博氏である。黒い棒から4色=4つの宝石(とされているもの)が次々と出現するのである。一般の方からマニアの方まで好評な逸品である。マジックを趣味とする友人と出会って間もない頃に見せて驚かれたし、首都圏時代にマニアの方からもすごいと言われた作品である。テンポよく宝石を出現させると演じている方も楽しい。

●右から2番目が今回の記事を書くことになった原因。私が持っているのはテンヨーのパドル・コレクション)の『トリオⅠ』である。加藤英夫氏の考案。『ふしぎな宝石』という名前で販売されていたそうである、ほしいぞ。

 白い3つの宝石が一色ずつ変化し、黄色、緑、赤となってしまうのである。前回の記事に入れていなかった不明を恥じるのである。

 素敵な現象ではないか。いっぺんに変化するのではなく一色ずつ変化するのもユニークな作品である。

●3番目のはMetalicPaddle |(メタリック・パドル)。動画を見ると私がパドルを好きになった利用が分かってもらうかと思う。

 材質はアルミで扱いやすい。フレンチドロップで売っていたのだが、あっというまに売り切れた。予備を買えず。やはりマジックは見つけたときに買わないとねえ(しみじみ)。

●一番左、トランプのそばにあるのは荒井晋一氏の『アフェクションズエキストラNO.5』の『ツインコメット』である。これもBEST3として発表した時には入れていなかった。第四段まである名作である。

●上に乗っかているのは、トリックスの赤沼敏夫氏の『ジュエルスファンタジー』である。テンヨー『パドル・コレクション』では原題は『3つの宝石』とされ、「トリオⅡ」として紹介されていたものである。写真を見てお分かりいただけるとありがたいのだが、このパドルが最も宝石らしい。
 ルビー、ダイヤ、サファイヤと解説書にはあったような気がする、というか、解説書をなくしているので、このあたりはいただいた情報によっている。
 本物の宝石で作っていたら買うね。たぶん、買うね。いくらになるか想像もつかないけれど。サファイアが少し目立たないか。また、トリックス製のは他のパドルと比べ、長くてつるつるしている。つるつるしているので、指先の筋力が落ちている現在の私には扱いにくい面がある。
 しかし、出現、移動、変化、クライマックスというパドルの限界に挑戦した作品だと思っている。しかも、クライマックスで合計3つの宝石が出現したと観客に錯覚させる可能性があるところも私の好みである。もし欲しい人がいたら偽物(トリックス製でないもの)を入手できる可能性があるよ。もはや、古典と化していているのだろうが、原作者は赤沼敏夫氏である為念。

 

●これでBEST5かな。ε-(´∀`*)ホッ

●少なくとも私が持っているのはBEST5。

 どうして+αとしてこれを入れないのぉ、と思う方は教えてください。できれば譲ってください。

 

 

コメント
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