上掲Tweetの動画を見ていただくと分かるがオリジナリティある作品である。新しいパドルは手に入らないと考えていた私には嬉しいかぎり。『流星のパドル』
— YuMo (@magician_yumo) April 22, 2023
ダイヤモンドを使った綺麗なマジックです。
荒井晋一さんの『ツインコメット』とフレンチドロップで販売されていた『メタリック・パドル』を参考に、自分好みのパドルに仕上げてみました。
いつかマジケでパドル屋さんやりたいな。 pic.twitter.com/aB9crUCvMm
YuMo氏の作られた直方体パドル。
まあ、直方体パドルとは勝手に私が言っているだけだが。
どこが直方体かは写真でわかっていただけるとありがたい。
直方体だと、使いづらいと思う人もいるかもしれないけれども、あそこが見えにくくなるので安心だし、パドラー(パドリスト? パダリアン?)ならすぐに慣れるでしょう。
奇麗なダイヤモンド一色だけで「出現、移動、分裂、クライマックス」とまあ、起承転結のしっかりとした構成はさすが。
一色での表現って難しいのよ、ほんと。
これらの起承転結はそれぞれ二段構えになっているところが豊かな表現となっている。
「起」の出現(表、裏で二段構え)、「承」の移動(一瞬で行われたのちにじんわりと移動で二段構え)、「転」の分裂(分裂→大分裂の二段構え)でテンポよく進行していく。
そして、「結」のクライマックスである。ここでも先の二段構えになっていて全消失と全出現である。
ここは派手なのでエンディング感があって、演じる方も観る方も満足できるのではないだろうか。
パドルのクライマックスには3「全」則といって「全消滅・全出現・全変化」の3種類がある。
嘘。私が勝手に言っているだけ。
しかし、全消滅と全出現という片方だけでも十分なエンディングなのに二つも入れてくるところはさすがである。
マジケでパドル屋さんを早くやってください。YuMoさん。
期待しています。