デス・ヴァレー国立公園はカリフォルニア州とラスヴェガスのあるネヴァダ州にまたがっている。入口の看板↓ここはまだ冷たいと感じるぐらいの風が吹いていたが、これから全米最低地点(海面下85.5メートル)のあるデス・ヴァレーまで走る↓
ところが道は一度登る。正面の山を越えなくてはならない↓どんな場所を走っているのか?下の地図で確認してほしい↓↓
アメリカ本土の最高峰であるマウント・ホイットニー(標高4421メートル)と、最低地点のバッドウォーター(下の地図で海面下86メートルと表記)はとても近い距離にある↓今はその間のオレンジ色=砂漠を突っ切る道路を走っている。日本ではとても出会えないワイルドな地形だ↓
次に下車したビジターセンターの展示↓
この場所はしかし、不毛ではなくボラックスという鉱物資源が採掘される↓日本語で「ホウ酸ナトリウム鉱石」とされるもので、これを生成したものが、ガラス繊維や磁器のうわぐすり、はたまた庭にまく除草剤にもつかわれるのだそうだ↓
ボラックスの採掘は1882年にはじまった。パシフィック・コースト・ボラックス社の副社長だったクリスチャン・ザブリスキーはここでの責任者。1920年代に採掘量がへりはじめると、早くもデス・ヴァレーの観光利用を考えはじめ、1927年には最初のホテルをオープンさせる↓
デス・ヴァレーは1933年にはナショナル・モニュメントに認定、1994年にはついに国立公園となった。
サブリスキー氏が気に入っていた場所は、今では「ザブリスキー・ポイント」として、観光バスの定番停車場所となっている↓
駐車場から少し上の展望台に上がると、絶景の陰にかつての採掘場所もみえる↓
★バッドウォーター~全米最低地点↓塩の結晶が白くひろがっているのが見える↓
海面下85.5メートル↓ とにかく暑い場所
見上げる崖に「SEA LEVEL」の標識がつけられているのが見えるかしらん↓あそこが海面の高さなんだ↓
★アーチスト・ポイントへの道はくねくねしていて大型バスでは入れない。我々の前を走っていたRV車両も入るのを断念↓
たしかにこの道じゃぁ大きな車は無理ですね↓
絵描きのパレットのようにいろいろな色が見える崖があるからこの名前になった↓
★デビルズ・ゴルフコース 未舗装で、大型車はちょっと入りにくい↓
ガラガラの岩に見えるのはすべて塩の結晶! 叩くと「コーン」といった乾いた高めの音がする。この音がゴルフのカップインの時の音に似ている。夜、暗闇でこの音が聞こえると、悪魔がゴルフをしているみたいだというので、この名前がつけられたのだとか↓
さらに走って、ラスヴェガスが見えてきた↓
ストリップ通りのホテルだが、小松的にはまだ大きすぎないモンテカルロホテルを選んだ↓
夜九時半からのショーに行く方もあり、みなさんお元気です(^.^)
明日は、LA経由で帰国です✈