旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ヨセミテを出てモハベへ

2017-06-11 18:47:16 | アメリカ西部

ヨセミテのグレーシャー・ポイントから降りて、どこかで昼食にしよう。ドライバーさんが「クラシックなホテルがありますよ」と勧めてくれた、ワオナ・ホテル↓1876年スタートのヨセミテ屈指の歴史あるホテル↓

 

ビクトリア朝の木造。ロビー↓

 

 

テラス↓

 

 

ちょうどお昼でダイニングへ三十分待ち。その間に、晩年ここに滞在していたトマス・ヒルという画家のスタジオを見学。宿泊・レストラン棟のすぐとなりにあるのです。

 

スケッチ帳がたくさん展示してあった↓

 

 

彼は1829年イギリスのバーミンガム生まれ。15歳でアメリカへ移住。「アメリカの画家」として知られている。東海岸で結婚したが若いころを過ごしたカリフォルニアの自然が好きだったのか、家族ごと移住。娘がこのロッジの主人と結婚して、この場所にスタジオをつくった、ということだった。

彼が実際にその場にいたかはわからないが、大陸横断鉄道が東西むすばれた「ラスト・スパイク」の場面をスケッチしたものがあった↓中央がスタンフォード氏。数年前、ここへ行ったなぁ。

 

 

※大陸横断鉄道が繋がった場所プロモントリーを訪れた時の写真日記はこちらからごらんください

 そろそろダイニングに席が用意された↓

白インゲン豆とチキンのスープ⇒これだけでもかなりしっかり量があります。アメリカらしくハンバーガーも

****

ヨセミテに限らず、計画的な山焼きをやる時期にあたった↓待機する消防車

しばらく、こんな真っ黒に焼けた場所をぬける↓

 *****

今日は、ヨセミテからタイオガ峠を抜けて395号線沿いにあるモノレイクを見学する予定だった。ところが今年は雪が多くて、昨年ならとっくに開いていたタイオガ峠が雪でクローズ! 急遽、ロサンゼルスから395号線近くまで北上したところにあるモハベという町に泊まることになった。

モハベ近郊は、発電用の風車が何百と並ぶ。夕暮れになかなか美しい風景だった↓

明日は、いよいよ、マンサナにある、第二次大戦中の「日系人収容所」を訪問。

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雲のセンチネルドームへ

2017-06-11 11:39:16 | アメリカ西部

昨年2016年の同じ六月とは思えないほど気温が違う。暑くてたまらなかった昨年、霰の降る今年。お天気次第で夏と冬。しっかり風を通さない服をしっかり着込んで歩き始めよう ★昨年の写真日記はこちらからごらんください

 

自然なようでいてちゃんと手入れされている道↓

時々は倒れて間もない木が道をふさいでいたりもするが

錆びついた道案内だがよく見て 幸い視界があるが、それでも昨年歩いた道でなければ迷ってしまいそう。頂上のドームには雪が残っていた↓

千メートル以上の谷底の向かいにヨセミテ滝がみえた↓

幻想的、昨年とは全然違うが、ここまで来た甲斐がある景色

 

風が吹くとほんとに寒い。霰がふってきた↓グレイシャー・ポイントをめざして降りてゆこう

大きなまつぼっくり 下り道をそのまま行ってしまうと、谷への道となる。錆びついた看板をちゃんと見てグレイシャー・ポイントへの道をまがろう↓

やがて、グレイシャー・ポイントが見えてきた↓

標高は下がるが、眺め自体はセンチネルドームよりもこちらの方が迫力があると思う

禁止のドローンを持ち込んだのは誰?↓

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