ヨセミテのグレーシャー・ポイントから降りて、どこかで昼食にしよう。ドライバーさんが「クラシックなホテルがありますよ」と勧めてくれた、ワオナ・ホテル↓1876年スタートのヨセミテ屈指の歴史あるホテル↓
ビクトリア朝の木造。ロビー↓
テラス↓
ちょうどお昼でダイニングへ三十分待ち。その間に、晩年ここに滞在していたトマス・ヒルという画家のスタジオを見学。宿泊・レストラン棟のすぐとなりにあるのです。
スケッチ帳がたくさん展示してあった↓
彼は1829年イギリスのバーミンガム生まれ。15歳でアメリカへ移住。「アメリカの画家」として知られている。東海岸で結婚したが若いころを過ごしたカリフォルニアの自然が好きだったのか、家族ごと移住。娘がこのロッジの主人と結婚して、この場所にスタジオをつくった、ということだった。
彼が実際にその場にいたかはわからないが、大陸横断鉄道が東西むすばれた「ラスト・スパイク」の場面をスケッチしたものがあった↓中央がスタンフォード氏。数年前、ここへ行ったなぁ。
※大陸横断鉄道が繋がった場所プロモントリーを訪れた時の写真日記はこちらからごらんください
そろそろダイニングに席が用意された↓
白インゲン豆とチキンのスープ⇒これだけでもかなりしっかり量があります。アメリカらしくハンバーガーも
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ヨセミテに限らず、計画的な山焼きをやる時期にあたった↓待機する消防車
しばらく、こんな真っ黒に焼けた場所をぬける↓
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今日は、ヨセミテからタイオガ峠を抜けて395号線沿いにあるモノレイクを見学する予定だった。ところが今年は雪が多くて、昨年ならとっくに開いていたタイオガ峠が雪でクローズ! 急遽、ロサンゼルスから395号線近くまで北上したところにあるモハベという町に泊まることになった。
モハベ近郊は、発電用の風車が何百と並ぶ。夕暮れになかなか美しい風景だった↓
明日は、いよいよ、マンサナにある、第二次大戦中の「日系人収容所」を訪問。