その名も「コンフィュルアンス(合流)博物館」。
斬新な建物を見てみたくて訪れた。
再開発前は廃墟になった工場が立ち並ぶ、あまり訪れたくないエリアだったそうな。
今は、ローヌ・アルプ州庁舎も移転してきて、モダンな商業地区になっている。その象徴がこの建物ということ。
建物の下にこんな空間も↓
ここの常設展示は自然史や人類学についてのもの。今日の特別展は日本に関連する「YOKAINOSHIMA~日本のエスプリ」というのをやっている↓
つまり「妖怪の島」。
2013年から2015年まで二年かけて日本全国五十三ヶ所をめぐったフランス人写真家シャルル・フレジェの展示。
※こちらにHPがあります
同じ祭でも見る人が違えば見えている世界は違う。それをはっきり感じさせてくれた。
入口すぐのところに、江戸時代の狛犬。これはパリのギメー博物館所蔵のもの↓
薄暗い空間は神社のような雰囲気にしてある↓
薄暗い空間に効果的にうかびあがるナマハゲなど↓
おなじ流れで最後に展示してあったこの衣装↓なんだと思います?
日本のアニメやゲームからテーマをとったコスプレの衣装だった。フランス人的な視点から見るとこういった現代の衣装も「妖怪の島」の流れの一部に位置付けられているということ。指摘されてみると、そういう面はあるかもしれない。
★最後にちょっと、フランス的エスプリの利いた展示があった↓これ、現代フランスの有名人の誰かに似ていませんか?↓
↑前大統領のオランド氏だというのです(^.^)
日本の展示でこういうこと、できますかねぇ~