旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

四年ぶりの野崎島は廃墟化がすすんでいた

2024-11-25 06:56:35 | 国内
家も石塀も崩れてしまっていた。

人が住まない村はこうして廃墟になってゆくのか。
↓2018年の同じ家

※2018年訪問時のブログにリンクします
鹿たちはいよいよ我が物顔

村の水場↓

「動物がここに落ちるとまず助かりません」
最初に訪れた2017年、大きな鹿が死んでいたのを思い出した。

樹木に飲み込まれてゆく家が多い中、

元神主さんの立派な家だけは手入れされていた。
小さな島に似つかわしくないお屋敷は、江戸時代の平戸の家を移築してきたものなのだそうだ。

床下が高いのはなぜ?




「小値賀サバンナ」にあがると

びゅーびゅー風が吹きわたる↑向こうはもう平戸島。
行政区としては北松浦郡小値賀町で、上五島とはちがう。
四年前の同じ11月、すごく暑かった。
※その日のブログにリンクします

丘を越えて二十分ほどあるく。

野首教会がみえてきた。

小さな島だがこちらはキリスト教徒の集落だったのだ。

台風で何度も瓦が飛ばされ、何度も修復されてきた。
教会の少し先にダムがあって↓そこまで登ると小値賀島が見える↓

↑平たい小値賀島は耕作地も多く人も多く住んでいるが水が足りない。野崎島は山があって水が溜まる。それを送水管で送っている。

野崎島で地上に近くに葉がある植物はすべて食べるに適さないもの。
鹿が食べないほどに。

高台の道に砂浜からの風が吹きあがってきた。目と鼻を押さえて通り過ぎる。
今日ははじめ野首港にチャーター船をまわせる予定だったが、風が強くて無理だと判断。
もう一度丘をこえて野崎港にもどり乗船。

小値賀島へ向かう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする