旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ヴァージン・ホワイト・ティーファクトリー畑見学

2025-01-27 16:08:15 | スリランカ
「処女たちが金のハサミで金のボウルで手に触れずに摘んでいた」
中国王朝時代の収穫を再現しているのが、このティーファクトリーの由来。

真ん中のいちばん柔らかい新芽だけを集める。

販売価格は1キロでUS1500ドルにもなるそうな。

スリランカ南部、ゴールの海岸から一時間ほど。

国道から山道にそれる。

日本のような水田は少ないときいた。

スリランカ南西部では二期作可能。

カラフルな仏教旗は偉いお坊さんが来られるイベントがある時に出される。

孔雀も野鳥。

↑見えてきたお茶畑はイメージしていたのとちがう。

大型バスでは入って来られないだろう。

↑ホワイト・ヴァージン・ティーファクトリの由来が書かれた看板。

↑「急激な物価上昇によりお一人●●徴収させていただきます」↑昨今どこも同じ。
金額部分が空白になっているのが、コロナ禍に急激なインフレが起こったことを感じさせる。
スリランカ・ルピーは対日本円でさえコロナ禍前の60%ぐらいの価値になってしまった。
対USドルの価値がどれだけ下がったか…。

●案内人の話
スリランカの茶畑は標高レベルによりちがった栽培をしている。
有名なヌワラエリアのような標高2000m近い高原と、
標高が500mないヴァージン・ホワイト・ティーファクトリーとはちがう。
ここは海岸から直線なら五キロほどしか離れていない。
陽射しを避けるためにお茶の木の上に樹高の高い木々が植えられている。

日本人のイメージする「お茶畑」とはだいぶんちがう形状。

ワンちゃんと畑見学に出発。

↑コショウの木↓

↑黒胡椒は緑のまま収穫し皮をむかずに乾かす
↑白胡椒は赤くなってから収穫し皮をむいて乾かす

↑生のコショウの実を齧らせてもらうと↓

↑すでにコショウの味がした。

↑バニラビーンズの木

↑ゴールデン・シャワー・トゥリー もっと咲いたら金の滝のようになるのですね

↑コンロンカ 印象的な白いのは葉っぱではなくガクのひとつが伸びたもの。
それを崑崙山脈の白い雪に見立てた名前だそうな。

↑カシューナッツの実は夏になる※こんなふうに成ります「GREEN PIECE」のHPにリンクします

ティータイム休憩

ゴム林↓

ゴムもお茶と同じようにイギリスがセイロン島に持ち込んだ。


樹液が固まったところですでにこんなにのびる↓

↑彼女は小学校六年生↓

ここで働くタミル人の家族。
イギリス人はプランテーションの労働者として南インドからタミル人をたくさん連れてきた、そうな…
宗教も言語もちがうところで労働力として。
ここで働く人のほとんどは今も裸足だった。

コメント
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