旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ストックホルムへ

2012-09-02 13:21:36 | スェーデン
お昼前の飛行機でベルゲンからストックホルムへ移動
ストックホルム・アーランダ空港到着口には、カール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃のお写真が父が即位前になくなったので祖父から王位を継ぎ、ミュンヘンオリンピックで知り合ったドイツ人の年上女性シルヴィアさんと結婚。彼は四人姉がいるけれど、当時は男子優先の継承法だった。その後憲法が改正され、今は男女にかかわらず長子相続となった。ゆえに、長女ヴィクトリアが女王となる予定。

まずは現国王が1982年に公邸を移したドロットニングホルム宮殿を見学。
ここはメーラレン湖によってストックホルムとつながっている。
北欧のヴェルサイユと呼ばれる世界遺産は庭園も有名。イタリアからの影響をもちろんうけている。遠近法を利用して長く見えるようにつくられた回廊はローマのボロミーニ作品そっくり。

ストックホルム市内を見晴らす展望台、対岸にスカンセン地区。

旧市街・ガムラスタンでしばらく自由時間。ノーベル記念館は元市庁舎だった建物。
ここしか売っていないノーベル賞メダル型のチョコレートはお土産の定番であります。
近くの古い町並みを歩くと、こおんな細い道もかつてガラス窓をたくさん持てるのは裕福だとして税金の対象になったとか。それで描いているだけの窓がこんなふうに残っている。
路地の一角に鉄でできた小さな像が置かれていた。モダンアートですな。
ヤーン・ボーイ=鉄の男の子。誰が言い始めたのか頭をなでるとストックホルムに戻ってこれるとか、で、ぴかぴかしております。
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フィヨルドに住んだ人々

2012-09-01 11:12:19 | ノルウェー
ソグネ・フィヨルドの奥、神秘的な紫色に染まったラルダール村の夜明け
19世紀にかたち作られた村の基本構造はほとんど変わっていない↑
161の景観保存指定された建物でできている。

ラルダールからフロムへ行くには1992年に開通した24キロにも及ぶトンネルを抜けていく



フロムの入江には巨大な客船が停泊していた。
フィヨルドの入り江は深いから山間のちいさな港でも大きな船が近づける。

我々はポストシップに乗る。
出航してしばらくいくと、切り立った崖の上にかつての農場が見えてくる。

拡大すると
この厳しい土地に住んだ、かつての貧しいノルウェー農民について、こちらをお読みください。

グドヴァンゲンに到着して再びバスでフロムに戻る。昼食の後、今度はフロム鉄道に乗車。
内部にはガイドモニターも設置された。

540mの標高差を20キロの鉄道で上り、ミュルダール駅で乗換。

ヴォスの駅で降りて待っていてくれた専用バスに再び乗車。


今日はベルゲン旧市街ど真ん中のホテルに泊まる。世界遺産ブリッゲン地区もすぐそこだ。

夕食を終えて、日の入りの20時半にベルゲンを見下ろすフロイエン山に登っていく。
その時間はまだ明るかったが、カフェレストランで夕暮れまでを過ごし

ふたたび出てみると、ベルゲンの夜景が美しくきらめいていた。


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