金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

カワチブシが咲きました!

2015年08月10日 00時46分08秒 | 金剛山の山野草

         立秋(8月8日)も過ぎ、暦の上ではもう秋の始まり。金剛山でも赤トンボ
        の姿を見ることが多くなり、今日も四季の谷で空高く、乱舞していました。
        一方、カワチブシなど秋花の開花も始まり、猛暑日が続く中で、金剛山は秋
        モードに衣替えが進んでいるようです。

                         

                      カワチブシ(キンポウゲ科)

 

                    マルバハギ(マメ科)

                少し不気味なヤマシャクヤクの種子。
                赤色は未受精種子で、発芽はしません。
                濃紺色が発芽します。

                     フシグロセンノウ(ナデシコ科)

                    クルマバナ(シソ科)

 ミヤマウズラ(ラン科)
ミヤマウズラの状態を見に行って来ました。花芽は出ていましたが、
開花までには時間がかかりそうでした(例年通りなら8月末頃)。
咲きましたらアップしますね。

                      ニガクサ(シソ科)

    ヤマガシュウ の実(ユリ科)

             ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

 

        キンミズヒキ(バラ科)

                     ヤマホトトギス(ユリ科)

                   ミヤマカラスアゲハ(アゲハチョウ科)

 

                ノブキ(キク科)
                果実には粘液を出す腺があり、人や動物に付着し、
                種子を散布する。若芽は食ベられるそうです。

             シロオニタケ(テングタケ科)
            踏みつぶされてしまうかも知れないのに
            登山道脇に姿を見せていました。

 

              カサを広げた状態のシロオニタケ。

 

           ブルーの花が可愛いツルリンドウ(ツルリンドウ科)
           まだ蕾堅し。
          

                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                          (2015・8・10)

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フジカンゾウ

2015年08月06日 00時38分42秒 | 金剛山の山野草

日本列島は連日の猛暑で真っ赤。市街よりもかなり涼しいはずの
金剛山も暑い日が続き、汗たらたら、、、。
しかし、この暑さにも負けず、花達は時季が来ると次々に開花。
今日もフシグロセンノウや、ツリガネニンジンなどを見てきました。

                                                

涼を求め、川遊びのちびっこちゃん達に出会いました。。
(伏見林道で)

 

フジカンゾウ(マメ科)
フジカンゾウを撮影中「ヌスビトハギによく似ていますね」と、声を掛けられました。
確かに姿や花序は似ていますが、フジカンゾウはヌスビトハギより花も背丈も倍近く
大きいので、区別はしやすいと思います。

参考までに…。
1番わかり易い比較は葉です。ヌスビトハギは、三枚の三出複葉。
フジカンゾウは5~7枚からなる奇数羽状複葉で、形が異なります。

 シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
雄雌異花。真ん中の黄色いのが雄花。花後にムカゴがつきます。

 ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)

 フシグロセンノウ(ナデシコ科)

 ツリガネニンジン(キキョウ科)
展望台付近で開花が始まりました。

 

ミソハギ (ミソハギ科)

 ダイコンソウ(バラ科)

 オトギリソウ(オトギリソウ科)

 コフウロ(フウロソウ科)

ヒグラシ(セミ科)
ただいま金剛山で一番うるさく鳴いているのが、、、いや元気に
大合唱しているのがこのヒグラシ。特に朝夕が騒々しいですね。                                                    

 

                                                          (2015・8・6)

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アケビコノハの幼虫

2015年08月02日 23時38分26秒 | 金剛山の山野草

 

 暑中お見舞い
     申し上げます。(転法輪寺境内ひさご池)  

 

 馬場谷入り口付近で「アケビコノハ」(ヤガ科)の幼虫を見つ
けました。
目玉は「眼紋」と言って、天敵を驚かせて身を守るためのものだ
そうです。成虫になりますと、今度は羽が枯れ葉模様になり、見
つかりにくく(擬態)し、天敵の目をごまかします。
図鑑で枯れ葉に変身した姿を見ましたが、葉柄まであり、思わず
笑ってしまうほど巧妙な枯れ葉になり切っていました。
アケビの茎や花を好んで食べるそうです。

私は成虫のアケビコノハを実際に見たことがなく、何人かの知人
に写真撮っていませんか?と聞いてみたのですが、皆さんノーで
した。
もし見つけましたら、アップいたします。

 ミズタマソウ(アカバナ科)

 ヌスビトハギ(マメ科)

 

寺谷の登り口で、早くもアキギリ(シソ科)が、、、。

 アカバナ(アカバナ科)

 涼しげなマツカゼソウ(ミカン科)

 いつ開花するのだろうと注目されていました?(私だけかも…)千早城址入り口の
大家族ヤマユリ。只今、見頃を迎えています。

 駐在所前のオニユリ(ユリ科)も開花中。

 こちらはコオニユリ。オニユリとよく似ていますが、
オニユリにはムカゴがついていますが、コオニユリ
にはムカゴはありません。

キツネノマゴ(キツネノマゴ科)

 ヤブミョウガ(ツユクサ科)

 メマツヨイグサ(アカバナ科)
北アメリカ原産の帰化植物。

 ヒナノウスツボ(ゴマノハグサ科)

小さすぎて分かりにくいので、花をアップにしました。

 

 シギンカラマツ(キンポウゲ科)

顔を赤くし、恥ずかしそうに しているのは
「コバノフユイチゴ」の果実(バラ科)。
茎には上向きに棘があり、要注意。

 連日の猛暑、たまりませんね。
 今日は金剛山でも雷が響き渡りました。下山の途中でビクビクしながら
 下りてきました。こんな時はどこに避難すればいいのでしょうかね?
                                                       (2015・8・3) 
                                                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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