宮崎にいると台風は不可避、年中行事のようなものだ
だが、今週のように大阪方面に出張となると困ってしまう
予定が未定になってしまい行けるのか帰れるのかと
気をもんでしまう
とは云うものの台風による災害は県下に復旧工事という
慈雨をもたらすものでもある
今のところ、過疎地域への公共工事は縮小されており
入札制度改革もあいまって土木工事業者は大変なのだ
県知事や識者がいうように、公共工事をあてにした業者が
溢れていることも確かなのだが、今更こんな土地で業種転換
も容易ではない
ある業者さんはソバ屋を考えているというが、人口のない場所で
日がな一日ソバを打っていて何人の人が養えるというのだ
このままでは、[人いない]→[仕事ない]→[暮らせない]→[人いない]
と不幸な過疎化サイクルが全開になってしまう
まずは人口、ここからでないと始まらない
地方は皆そうだと思う、こんなに情報インフラが進む中で
東京・大阪に集中して大企業があるのがおかしいのだ
大都市に本社機構をおく企業に対して多額の住民税をふっかけて
地方に分配してほしい。そして、株主に問いかけさせるのだ
「なぜそんなところに本社が必要か」と
少なくとも、羽田から1時間半の便利な立地
「宮崎」にはまだまだ土地が余っているぞ