寒冷前線が通過していよいよ冷え込むようになってきた。
いつも通り、昨夕仕事を終えて単車を引き取りにでかけようと、一度は車ででかけた
のだが、雨ふる中で予想外に寒かったので引き取に行くのが億劫になっていた。
そんなところに仕事の電話がかかってきた。
電話の相手は部下なのだが、この女性はいまだにすべて仕事が優先であると
考えていて昼休みだろうが、退勤後であろうがくだらない報告電話をしてくる。
週末は仕事を忘れて自分を楽しみたいのだが、わざわざ嫌がらせのようなタイミングで
いやな話を持ってくる。困ったものだ。
引き取りを翌日に延ばして帰宅、金曜日だけれどなんだか切り替えられなかったので
夕飯とともに少し飲酒。
このところジガーカップで測りながらハイボールを飲んでいるとあまり飲みすぎない
ことに気づいて適量摂取を続けている。
今朝も快調に目覚めて朝食の支度や風呂洗いなどを終えて単車行にでかけた。
もともと冷え込みが激しいと聞いていたので、今回は散歩程度にしようと考えていたので
道志みちから山中湖、山中湖から大月の方にまわってさっさと帰宅しようと考えていた。
富士山も、木曜の夜に雪をまとい、当日は風で雪も飛ばされていたようだった。
府中から道志みちの入口まで少し道に迷ってしまったが、中央道が激しく混んでいたので
道志みちまでは、府中街道から野猿街道をつないでいった。
本日の相棒はW800ストリート、トルクが太いのと、操作系が「昭和レトロ」なので
乗りやすかった。
高速道路のひどい渋滞に比べて道志みちは空いていて快適に進めたが、道の駅道志は
相変わらず入場制限するほどの混雑、立ち寄らずに過ぎてもなんだか少し渋滞気味。
やれやれ季節がよいと渋滞するし、気候が悪いと乗りたくなくなるし・・・。
愚痴を言っても仕方ないものだと考えていた。
少し経って、渋滞の先にパトカーがいるのが見え、その後道端にヘルメットとプラスチ
ック片が散らばっていて交通整理中。
事故には気を付けよう・・と思った矢先。
わき道から軽トラがつっこんできた。ほぼダメかと思ったが、ぎりぎりで避けられた。
どうやら先行する2台の単車がわき道に左折したことで、左からきた軽トラは私も左折
するものと思って直進したようだった。
自動車と違って単車は群れて走っていることが多いので誤解したのだろう。
山中湖からはファナック通り~忍野村を抜けて富士吉田方面へ。
途中になにかあれば昼食、なければ富士吉田には確実に外食店舗があるので
遅い昼食を摂ることにした。
天気がよいので、どこかでパンかお弁当なんかを仕入れて湖畔の公園で広げようと
考えていたのだけれど、風も冷たくて、気が滅入りそうなので次回に持ち越し。
熱い麺類で身体を暖ためようと考えたが、ちょうどよさげなものもなかった。
時計をみたら15時少し前、ぼちぼち帰ろうと出発。
富士吉田から大月に向かう国道も混雑していてなかなかすすまない。
高速道路があんなに渋滞していたのだから、当然と言えば当然のこと。
R20にでるとようやく快適な速度感に復帰。
ふと思いついて「猿橋」によってみようと考えた、確かこのあたりにあるはず。
あった。この橋は日本三大奇橋ということで一度直接見てみたかった橋だ。
両方の崖に穴をあけて、そこに角材を指しこんで、さらにその上に角材をあてて・・・
力を分散して支えているのだそうだ。
橋の構造が奇橋なのだが、この教育委員会設置の説明書にはそんなことは何も記載がない。
古い言い伝えが大事なことはわかるが、何が理由で奇橋といわれるのかがわからないと
ただの橋にてしまうが、そんなことはお構いなし。
さてさて、橋の写真をとったりして油断していたら、少し時間もなくなってきた。
猿橋を出でR20を東進、すぐに「談合坂スマートIC」の案内板。
R20はこの先で峠道になるので高速道に乗ることにしたが、かなり走っても談合坂には
たどりつかない。焦って焦って走っていると、ようやく標識が一つ。
NEXCO東日本の方、もう少し案内板がないと、Uターンする自動車も何台かあった。
中央道は、談合坂からいきなり渋滞、その先「笹塚」まで断続的渋滞だという。
まあ、なんとか無事帰宅したけれど、すり抜けすり抜けでニーグリップを使いすぎた
らしく、やけに内ももが痛い。
寒い日に単車は似合わない。
なんとなく寒さも感じるようになったので今シーズンはこれで終わりかな。
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