ひと月ほど前に、近所のメガドンキでボードゲーム「MONOPOLY」を買ってきた
父が子供のころ自宅で遊んでいたゲームだが、日本製の人生ゲームなどと違って
不動産や会社を購入して、その収益で勝敗を決めるなんとも大人っぽいゲーム
参加者間で直接売買や交換などができるので、うまく人を動かすことでのし上がって
いくことができる
ルールの説明もそこそこに早速家族で始めて見る
学校も塾もない休日、退屈をごまかすにはちょうどよい
結局、家族は夜中まで続けていたとのことで、すぐに基本ルールを習得してしまった
このゲームのコツはなるべく早くどこかの町を占拠して家を建てることだ
そして収益を投資に回して、さらなる収益を上げることでリードを拡げる
資産購入にあたっては、抵当設定など借金も可能
そして、このゲームでは借金に返済条件はなく、抵当解除条件があるだけ
欧米人の考え方「ビジネス」と日本人の「商売」の違いが顕著に出ていて面白い
投資して、利回りが悪ければ売却、いかに効率的に資産を膨らませていくかが
Keyになるのだが、奥さんや子供たちはなかなか売買に応じようとはしない
「まくた父に騙されるかも・・」という感じがうかがえるが、成功するためには
自ら動かなければどんどん取り残されていくことを学んでくれれば安い買い物だ
ゲームに興じていたら、季節外れの積雪
むかしむかし、そう父がまだ小学生だったころ
温暖な明石市ても冬は相当に寒くて、こたつに入ってよくボードゲームに興じたものだ
家族5人、母が夕食の支度をしていたり昼寝をしていたりしたときは麻雀
全員がそろうとモノポリーやトランプ、百人一首などで遊んだものだ
父は、姉や親たちに罵倒されながらも、なんとか頑張っていたのを覚えている
そして、この雪を最後に街は春になった
自宅の近辺には桜並木が数か所あって、いつもこの季節はにぎやかなのだが
今年はCovid19の影響でなにもかも中止となってしまった
皆、次の春を待たねばならなくなってしまった
あと何度きれいな春を迎えられるのかわからないので、これからは
毎年、どこかに春を迎えにいくことにしよう
ねがわくば はなのしたにて はるしなむ そのきさらぎの もちづきのころ (西行法師)
わしもそうおもう(父)
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