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お墓参りからの観光旅行

2024年03月23日 | 子供たち

<後編>

最終日、朝から晴天ながらやはり風は少し冷たい。

幸運なことに町内のGSがニコニコレンタカーを併設していたので
レンタカーを借りて淡路島へ。

自分の希望で、鳴門の渦潮を観に行くことにしていた。この時期は春の大潮なので
観潮するにはとてもよい時期と聞いていた。

明石から明石海峡大橋に行くには、一度神戸市の西区の方を周って垂水JCTを経由しなければ
ならない。

ただ、ここを経由して舞子トンネルをくぐることで、衝撃的な海上橋の光景を観ることが
できるので決して不便な造りだとは思わない。

息子には、トンネルの中でカーナビの画面を追うように言っておいて、トンネルを出ると同時に
顔をあげるように言った。

この景色は何度見ても感動する。

 

そのまま橋を渡り切ったところのハイウェイオアシスで朝ごはん。

さすがに観覧車には乗らなかったが、壮大な景色を眺めながら休憩して土産物も購入しておいた。

瀬戸内海というところは風光明媚なところだ。

ここから鳴門までは高速道路一本、走りながら息子に観潮船の時間と場所を調べてもらったら
ちょうどよい船が福浦港から出ているという。

これに乗らない手はない。

あらためて福浦港にナビをセットして向かうと大潮にドンピシャのタイミングで到着。

日本丸と咸臨丸、どこかで聞いたことがあるような船名だけれど気にせずGo。

既にたくさんの観光客が乗り込んでおり、我々は最後の方。

乗船して間もなく船は鳴門海峡を目指して出港、冷たい風にさらされながら外海へ。

おじさんの観光案内が続いたあと、前方の海上に白い波の線が見えてきた。

鳴門海峡は瀬戸内海と太平洋をつなぐ狭い水路、且つ水底が浅い独特の地形で
満潮干潮の際に海水が行き来することで激しい水流が生まれるのだそうだ。

鳴門の渦潮は春と秋の大潮のあたりが最大になるといわれ、この日はこの便までが
おススメ時間となっていた。

帰港して一度車に戻って昼食を考えていたら、息子さんが近くによい海鮮の店があるという。

よく見たらさっき下船したところ。即決して店に向かったところ、並ぶこともなく
すんなりと入店できた。

海鮮類はあまり好まない息子が自ら海鮮丼で行こうなどと言い出して少し驚いたが
本当に海鮮丼を注文、サイドメニューで頼んだ大あさり焼もペロっとたいらげてしまい
「これうまいっ」と知るまですすっていた。

自分は久しぶりに穴子を食べることにしたが、この穴子丼もボリューム満点、且つ美味。

明石の穴子が比較的細いのに対して太くてやわらかく、モチッとした食感がタレに合っていて
ご飯が進んで仕方がなかった。

昼食を終えたら急いで明石に帰ってレンタカーを返さなければならない。

15時まで借りて3,000円弱は破格、よい足になってくれた。

そして、明石からJRで新大阪に向かい、そのまま帰宅の途についた。

息子は、愛知県にある奥さんの実家に立ち寄るというので名古屋駅でのぞみ号から降りていった。

 

 

突然に親子旅をすることとなって少し戸惑ったが、道中いろいろと高校時代の話なども聞かせて
くれたので、日頃あまりとっていなかったCommunicationがとれてよい旅だった。

次回はまた、家族で伊豆にでもでかけて温泉と海鮮を満喫したい。

さてさて息子も4月からは晴れて大学生、入学式スーツも揃えたし準備は万端。

この旅はお疲れさまでしたが、次の旅を楽しい旅にするように。

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