今まで使っていたトールボーイタイプのフロア型スピーカーを、以前のトランジスタアンプ時代に使っていて、あまり良くなかったブック型のスピーカーに変えてみた。
左が使っていたスピーカー、右が今回変えたスピーカー Focal(フォーカル) 807Vである。
スタンドも専用のものを探して、買ってきた。流石、フランスのメーカーだけあってデザインも良い。
これに変えて見た理由は、先に書いた6AS7のアンプとの組み合わせで中々良い音を聴かせていたからだ。
このスピーカーをKT-88と組み合わせて見たら、予測どおり、ばっちりいい音を聴かせてくれた。大正解。
なんとクリヤーでスピード感があり、臨場感もある。今まで隠れていた音も聴こえ、綺麗な音である。妻もこちらが良いと納得。
以前、ソリッドのアンプで使っていた時は、横に長いテレビ台の上においていたせいで、低音がボワボワしていて全体に暗いし、ボーカルも前に出てこなかったが、専用のスタンドに乗せたら、抜けが良い。やっぱり、スタンドも専用のものが良いですね。
それと、このスピーカーは能率93dB、以前のものは87dBで、やはり真空管アンプには、高能率タイプが良く合うようです。
真空管アンプとスタンドによって、このスピーカーが蘇った感じです。惚れ直した。
人と一緒で、相手が良いと、輝いてきますね。
ついでに、スピーカーケーブルも変えようと思ったが、とりあえず、今でもそこそこ良いものPure-OFC 99.999%で太いものを使っているし、AWG16以上あれば、あまり変わらないと言う事なので、今のままとした。