最近、寝室に置いている6AS7の真空管アンプを良く聴くようになった。
改めて聴いて見ると、これが結構良い、それに最近、低音も良く出るようになった。
これは、エージングが進んだから?
そういえば、このアンプは、平日はまったく電源を入れず、土日だけ、5時間ずつ入れる位だった。
全電解コンデンサーの交換、カップリングコンデンサーの交換、出力管の交換をしてから、この調子だったのである。
エージングもかなりの歳月が掛かる筈だ。ここにきて、やっと調子が出てきた。
差動増幅に変更しようかとも考えたが、前段の電圧増幅回路(12AX7,ECC88)のプレート電源、出力段6AS7のプレートともに、左右それぞれ別電源(整流回路から分離)を供給してるので、左右の音セパレーション、広がりとも良いので、暫く今のままにしておきたい。
それに、RCAの6AS7がいよいよ本領発揮?かな。音がとても繊細である。
ここの部分も、オリジナルはパラレルのプッシュプルにしてあったが、特性の揃った球をそろえるのが困難なので、シングルのPPに改造してある。このほうが歪が少ない。