オーディオ機器の特性確認のために、簡単なファンクション・ジェネレータ(信号発生器)を買いました。
キットもありますが、組み立てるのが面倒なので、完成品をアマゾンから購入しました。
完成品でも5,800円です。ACアダプターも付属しています。
この価格で、正弦波(サイン波)、方形波(矩形波、パルス)、三角波(ノコギリ波)が2MHzまで出力できます。
仕事で使うのではなくて、趣味で使うには充分でしょう。
使い方は至って簡単でした。
出力の取り出しは、6個並んだ端子の右側2端子です。今、リード線が繋いである所です。
電源のON/OFF(Power Switch)は、右上のスライドスイッチです。
『Select』ボタンで「*」を移動させて、その項目を調整します。
例えば、上の写真で、「*」が周波数設定の所にあるので、この状態で矢印ボタン「<」「>」をクリックし数字の桁移動し、大きなボリューム「ADJ」を回すと、数字が変わるので必要な数値に合わせます。
『Select』ボタンで「*」を下側のFUNC:に持ってきて、『OK』ボタンを押すと、波形の種類が変更できます。
出力電圧の調整は、右側のボリューム「AMPL」で行います。
その右側の青い半固定ボリュームは、DCのオフセットです。ACで出力されるので上下均等になる様に調整します。
もう少し詳しい説明書は、Webからダウンロードできます。(英文)
周波数カウンター機能も付いているようです。私はまだ試してみていません。
http://www.gotronik.pl/img/UDB100xUsersManual.doc.pdf
まず手始めに、私のヘッドホンアンプの周波数特性等を確認してみました。無負荷です。
その結果は以下です。
<正弦波>
50Hz 1kHz
20KHz 50KHz
200KHz(おまけです)
波形を見る限り、レベルの変化もありませんし、波形の崩れもありません。
続いて、
<方形波>
50Hz 1KHz
20KHz 50KHz
こちらも問題無さそうです。立ち上がりのオーバーシュートがありますが、これは信号源に元々あったものです。
この位は愛嬌で、それを承知で使えば問題無いでしょう。低価格だけに贅沢は言えません。
普通に買えば、5万円オーバーですからね。1/10の価格でこの機能と、これだけ使えれば充分でしょう。
アマゾンでは注文の翌日に届きました。さすがですね。
今後、これを使って、真空管プリアンプの周波数特性、矩形波応答等を確認したいと思います。
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サインスマート DDS 波形信号発生器 モジュール UDB1002S 2MHz |
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サインスマート(SainSmart) |