特性測定と言っても、先日購入したファンクション・ジェネレータとオシロスコープを使った波形観測です。
正弦波と矩形波を使って、ラインアンプ部の周波数特性を測定してみました。
結果は以下です。
反転増幅になっているので、入力と出力の位相が180度ずれています。
下の波形が入力で上の波形が出力です。
<正弦波>
20Hz 50Hz
40KHz
周波数特性的には、20Hzから40KHzまで、ほぼフラットでした。
<矩形波>
50Hz 100Hz
200Hz 1KHz
10KHz 20KHz
低域では、50Hzから200Hzくらいまでは少し歪んでいます。 真空管の宿命でしょうか。
高域でも10KHzあたりから立ち上がりが少し鈍ります。これも真空管だからでしょう。
この鈍りおかげで円やかな音が出るのかも知れません。
左右のチャンネルともに同じ特性でした。
真空管プリアンプでは、優秀な特性のほうでしょうかね。波形だけでは私では判断がつきませんが、実際の音には満足しています。
こうやって、測定器を使って、目に見える様にして自分のシステムの実態把握するのは、ひとつの安心材料になります。
測定していて楽しいですね。
今後は部品パーツの換装だけではなく、回路構成にも拘ってみたいと思います。
今回の測定に使ったオシロスコープとファンクション・ジェネレータです。↓ とにかくコスパが良いです。充分です。
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