回路、定数設定もほぼ固まりましたので、そろそろ本チャン用の部品集めをしていこうと思います。
私は兎角ヴィンテージ部品を好んで使用します。それはその時代にしかない材料を使ったりして音質に対する拘りがあります。その部品の個性を持ち、その部品でしか得られない音質が有ります。
また、古い真空管を集めるのと同じような感覚で「骨董品集めの楽しさ」みたいなものも有ります。
海外に住んでいる時は"e-Bay"で世界中からビンテージ部品を集めていたのですが、帰国し関東圏に住んでいた頃は"秋葉原"、故郷に戻ってから"ヤフオク"をよく使うようになりました。
"ヤフオク"の出品を見ていると、どこにこんな部品が有ったの?と驚かされる事もしばしばです。見ているだけでもワクワクします。
ビンテージ部品と言われるものは生産終了品なので、デッドストック品を探して手に入れるしかないのですが、これはいつか底をついて無くなってしまいます。当然すでに枯渇状態の部品もあります。
ビンテージの未使用品(NOS)なんて稀です。
NOS品が枯渇すると、次は使用時間が短く特性測定した信頼できそうな中古になるのでリスクを承知で使う事になってしまいます。
運良くNOS品見つけたとしても年数(50年以上)が経過しているので、それだけもリスクです。さらに覚醒させるのには、それなりのエージング時間が必要です。
今は過去の使用経験から音質が期待できそうな抵抗、コンデンサを少しづつ集めています。
部品が集まるまでは、この実験状態でゆっくりと音楽を楽しもうと思います。
では、今日も一枚紹介しましょう。
今週末の13日(土)から5日間のエリック・クラプトン(Eric Clapton)武道館公演が始まります。
「令和」と「レイラ」が音が似ていると話題になっている様ですが。
「レイラ~」を「レイワ~」と歌ってくれたりして(笑)。まあ無いでしょう。
それはさておき初来日から45年になるそうです。
そして武道館公演は延べ96回で、洋楽アーティストでは歴代1位との事です。
そのうち私は何回見たのだろう?4回かな?40年前に見て、直近では3年前に武道館で。
クラプトンも歳を取りましたが、あのギターは健在です。アコースティックが増えましたが。
今回は残念ながら東京までは行けないので、我が家で過去のアルバムを聴いています。
そこで久々に、ブラインド・フェイス時代のスティーブ・ウィンウッド(Steve Winwood)と2008年にマディソン・スクエア・ガーデンで行ったライブを収録したCDを取り出して聴いたのですが、この中で特にジミヘンの曲「VOODOO CHILE」での熱いギターには改めて感動しました。迫力、気合の入った名演です。まさに記念碑的名盤です。この時すでに63歳とは思えない演奏です。
ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン | |
←クリックでAmazonに移動が出来ます。 | |
ワーナーミュージック・ジャパン |