真空管プリアンプの配線の微修正と出力回路の微変更を行いしました。
パワーアンプのボリュームをMAXにした時に、「サッー(シャー)」と言うホワイトノイズが気になる。
これは、CDP、DACなどをパワーアンプに直接繋ぐと発生しないので、プリアンプが原因の様です。
さらに、プリアンプのボリューム(VR)の位置に殆ど関係しないので、VR後のフラットアンプ部から出ている様です。
原因として、気になる事を思い出しました。
ここの初段管、カソフォロ段管の引き回しは、出来るだけニア・グランドとして「信号とグランドのループを狭くすべき」と先生から教わっていました。
実際に中を覗いてみると、未だ中途半端な所が見つかったので、ここを徹底的に狭くしてみました。
修正後の引き回しがこちらです。信号ラインを出来るだけグランドに沿わせる様にしています。
もうひとつは、次段パワーアンプへの送り出し部の処理です。
今までは、カソード・フォロワーをカップリング・コンデンサを介しそのまま出していました。且つ、そこからNFBも戻しています。
これだと、仮にパワーアンプのVR MAXの状態で、初段グリッドに直列抵抗が無い場合は、そこまで低抵抗で繋がっている事になるので、RCAケーブル分やパワー初段管グリッドまでもNFBで戻している事になる? (良く分かりません。違うかも知れません。)
ここが、何だか気持ち悪いので、出力に直列に910Ωの抵抗を追加しました。
追加した抵抗は、TRW製です。金属皮膜ですが外皮がモールドのタイプ。
プリ(フラットアンプ)回路図
パワー初段入力部回路図
配線の引き回し修正後は、ノイズが減った様な気がします。しかし未だ残っています。
これ以上は、初段のE80F自身のノイズかも知れません。
音質も丸みを帯びて濃い音になった様に思います。良い感じ。
これは追加したTRW製抵抗の音質が乗ったためと思われます。
ところで、10/3(土) 21:00~ BSプレミアムで「山口 百恵 ラストライブ」の模様が放映されます。
ファンの方は要チェックですね。伝説の武道館ライブです。
https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2020-10-03&ch=10&eid=13770
引退から40年も経つのですね。最後にステージにマイクを置き、そのまま去って行くしぐさが印象的でした。
私も何枚かレコード、CDを持っていますが、CDはこちらがお勧めです。
年代順にヒットシングルが全て網羅されています。2枚組全38曲収録。
久々に聴きましたが、昭和を感じさせる歌謡曲です。懐かしい~!!!
最初から通して聴くと、歌がどんどん上手くなってゆくのが分かります。
初期は、千家和也/馬飼野康二、都倉俊一、三木たかしさんの作詞、作曲。
中期~後期は阿木煬子、宇崎竜童さんの曲が多くなってなっています。
「一恵」の作詞は、横須賀 恵とありあますが、「山口 百恵」さん本人ですね。