出力管45のカソードパスコン構成を変更してみました。
ここには、EROの電解コンデンサ(金)100uFとCDEのPM(緑) 0.068uFをパラにしていたのですが、どうも高域が耳に付いて落ち着いて音楽が聴けません。
これは、CDE PMの鈴鳴り"チリン~、チリン"かな?と思い、外して見た。
その結果、高域が落ち着きました。こちらの方が良い感じです。。
CDE PMは噂通り、高域に特徴がある様です。
高域を見通し良くするには使えそうですが、このアンプには必要無さそうです。
EROの電解コンデンサだけでも充分に高域が出ています。
ある本(MJ)の製作例には、このカソードの電解コンに小容量のフィルムコンを並列に入れると、高域の延びや抜けが良くなると書いてあります。
確かにその通りですが、ここにCDE PM(緑)のフィルムコンを使うと、高音ばかりが強調され、折角のMade in Germanyの電解コン「ERO(Roederstein)」の良さが活きてきません。
他のフィルムコンでは試してませんが、音のバランスから考えると「どうかな?」ってのが私の感想です。
高域が強調される所為か、音が空間に散らばり中域が薄くなり纏まりが有りません。
クラシック系には良いかも知れませんが、主にポップス、ジャズ、ロックを聴く私には合いません。
まあ、私個人の主観ですので、好みや感じ方の違いは有ると思います。
~つづく~