My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

45 シングルアンプの製作(16) ~NFB量の調整~

2021-02-04 14:16:48 | 真空管アンプ

45シングルアンプのNFB量を変更してみた。

 

帰還抵抗を2.2kΩから2.7kΩへ。

 

NFB量は計算上、今の4.4dBから3.8dB位になる。

変更後、聴いてみると結構良い。

回路を調整して全体が安定したために、NFB量を減らしても低音がダブついたり、中高域が歪っぽくなる事も無くなった。

ものの本によると(森川氏著)、2A3の場合、安定度から3dB位が推奨との事。

あまり多くの帰還を掛けると、球の個性が出ず、どれも同じ様な音質のアンプになってしまうとの事。

球の個性を生かすには無帰還が良いのですが、実際に無帰還にして聴いてみると、高域の繊細と伸びが不足気味、低域も少しダブつきます。

NFB量を3.8dBから3dBにして見たいのですが、手持ちの適当な抵抗が無い、残念、、。

後日、何かのついでに抵抗を手配し実験してみる事にします。

 

~つづく~

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする