My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

KT88系真空管の聴き比べ。~SED 6550C~

2022-02-12 14:30:17 | 真空管いろいろ

手持ちのKT88系出力管で最後に紹介するのは、

私のお気に入りの「SED Winged-C 6550C」です。

外観がこちら。

本家Svetlana(スベトラーナ)製で、羽根の生えた"C"ロゴが特徴です。

現行販売されている"S"ロゴでは有りません。プレート構造、穴形状が違います。

因みに、"S"ロゴ品の外観はこちら。

私は聴いたことは有りませんが、おそらく音質も違うでしょう。

 

以前にも紹介しましたが、オリジナルのSvetlana(スベトラーナ)製は、プレートが2枚構造、穴形状は長方形です。

参考になる記事もリンクさせて頂きました。

私は、この"C"ロゴ品4本組を3セット所有しています。うち1セットは未使用のデータ付き品(使用せず保管中)です。US、UK、JPNから購入しました。

 

さて、音質は「良いですね~。」

紹介したGECとGold Lionの中間の音でしょうか。

演奏が目の前に悠々と広がります。解像度(分解能)高めです。

クラシックのオーケストラを聴くと、見晴らしが良く、広い高原から山々を望む様な景色が広がります。久々にクラシックに聴き入りました。

また、Jazz、Popのライブと聴くとそのホールの特等席で聴いている様です。

音空間が雄大で、且つ表現力が有りますね。響きが豊がです。

響きが豊かと言う事は、それなりに付帯音が乗っているという事でしょう。

真空管の良さが出ています。こうでなくっちゃ。

 ※付帯音の無い、歪の無い音、特性を求めるなら、トラアンプの方が余程優れている。

 

GECも良いですが、音の明瞭度ではこちらが上です。

低域~高域まで良く伸びています。

低域はGECよりも更に重心が低くて分離が良いです。ダブルプレートの効果でしょうか?。

高域は綺麗に伸びていて艶が有ります。中域も張りが有ります。

やっぱ、これです。私のお気に入りの音です。

聴いて居て心地良く、ずっと聴いて居たくなります。虜、癖になる音です。

 

比較的近年の球ですが、すでに生産終了していて、今では新品購入が難しいのが残念です。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする