久々の投稿となります。
ECC88を使った差動式ラインアンプの抵抗と球交換を行いました。
①プレート抵抗の交換
回路が単純なだけに、部品の個性がそのまま音に現れます。
やっぱりこのヴィンテージ抵抗ですね。音の艶やかさ伸びが違います。
Allen Bradlay(A&B)製のカーボン抵抗 20kΩ/1W品です。
8本購入して、抵抗値の近い4本を選びました。
交換前は、Dale製金属皮膜抵抗 RN65D(1W)。真空管の奥の4本。
交換後は、A&B製カーボン抵抗 1W。
該当部分の回路図:
②真空管 ECC88 テレフンケン(Telefunken)製に。
5月に一度使ったのですが、勿体なくて他の球に交換していました。
今回は、宝の持ち腐れにならない様に(腐りはしませんが)再登板してもらいました。
MT管の最高峰ブランドですね。勿論底面のダイヤマーク付きです。
約12年前に秋葉原の真空管ショップのガラス・ショーケースに大事に置いてあった品を購入。
アキバフンケンの可能性もあるけど、高額だったのでそうは思いたくない。
音質は流石です、輪郭、芯のしっかりとした音です。優等生の音。
この球はNOS品を購入したと思いますので暫く使えそうです。
実は他の球をヤフオクで探していたのですが、これ以上の球は無さそうなので、一旦見送ります。
~ここで突然ですが、最近買ったDVDの紹介~
最近話題の「中森 明菜」さん。
「ザ・ベストテン」は既に持っていますが、「夜のヒットスタジオ」を今回やっと購入しました。
何年も前から欲しかったDVDです。
Disc.3の後半に収録されたヒット曲のノンストップメドレー。
歌唱力の高さと踊りには圧倒されます。やはり1980年代の歌姫No.1です!!!
「少女A~1/2神話~飾りじゃないのよ涙は~DESIRE」までは圧巻のパフォーマンスです。必見!
これだけでも買って良かったと思います。
他にも、ここでしか見れない曲パフォーマンスが有り、見どころ満載です!
時とともに歌唱力がアップするのが良く分かります。
映像、音質とも当時物としては良好です。
ファンなら「ザ・ベストテン」と合わせて持って置きたいDVDです。
もちろん「イースト・ライブ」も持っていますよ。
回路図を拝見するとバイアス電圧が少し低いのが気になるので、プレート電圧を84Vから95V程度に上げてみてはいかがでしょうか。
大音量時の音質に問題がなければ、触らなくても良いと思います。
それから、このtelefunkenの球は本物でしょう。
底面のダイアマークは細部がよく見えませんが、枠内に数字がちゃんと入っているようですね。
そして、ロット番号のかすれや、ボトムの黒ずみ具合から本物だと思います。
コメント有難うございます。
プレート電圧は少し気にはなっていましたが、電源デカップリングを弄っていたら、こんな電圧になってしまいました。
まあ、私の場合、大音量では聴かないので今の状態でも良しとしています。パワーアンプでも音量を持て余してますし。
それと、Telefunkenの球、安心しました。