今回のKT88プッシュプルアンプの改造を一旦終了としましたので、ここで手持ちの球を乗せ換えて、聴き比べをしてみたいと思います。
UL接続、Ip(プレート電流)は40mAに調整して統一。
体調の良し悪し、鳴らし込み時間を考慮し、2日間位聴き込んでから評価します。
いずれの球も過去に聴いたことがあり、今の状態での再確認になります。
最後に「比較まとめ」を投稿したいと思います。
最初にいきなり登場するのは、KT88の最高峰と言われる『GEC KT88』です。
Made in England(UK)。茶ベースでので正真正銘の初期版です。
印字、ラベルも残っています。印字から分かる通り1978,79年製です。
これ、はっきり言ってお高いです(自慢)。
確か、測定値付きを購入したと思う。
その音は、やっぱ「良いものは良いですね~。」
人気があり高価なだけの事はありますね。これで音が悪かったら泣きます。
音数が多く、響きが良いですね。
言葉で表現するのが難しですが、音楽の雰囲気が良いです。
ヴィンテージ管らしく中域から高域にかけて特徴があります。
かといって耳に刺さらない良い響きです。
聴き疲れしません。いつまでも聴いていたくなる魅力があります。
流石!、王様キングの貫禄です! "King of KT88!!!"