・チャーン(タイ王国)
ビアシンを蹴落とし今やタイ国ナンバー1まで上りつめた
国民的ビール。
チャーンはタイ語で象。
日本の一般的ビールと比べると苦味が弱く
甘みが強い。
ビアシンより甘い味わいと
低い価格設定が支持を集めた理由らしい。
またタイの人気バンドカラバオをCMに起用したのも
大きな支持要因の一つ。
カラバオは日本でいうとサザンのような位置づけに見える。
個人的にもタイらしさが気にいっており
今のところ一番好きなタイビール。
・リオ(タイ王国)
タイ王国を代表するビアシン(いわゆるシンハー)の
セカンドライン的なビール。
値段もビアシンより20%ほど安い。
ビアシンに描かれているのがライオンなのに対し
リオはヒョウ。
飲んでみると・・・
これは・・・
これは・・・
まずい笑。
臭いはなんだか臭いし
やたら甘いだけで苦味もうまみもまったくなくて
出来の悪いビールって言葉がそのまんまぴったりくる。
嗜好品なのにまずいと体にも悪いように感じてくる。
いや、これはまずい。
しかしながら後日、
タイの肉体労働者とビールについて話してみると
このリオ、
かなりの支持を受けている様子。
タイ人好みの甘さと安めの価格設定が
労働者階級に受けているのかな。
確かに道端にゴロゴロしてる空き瓶はリオが多かった。
20年前ビアシンは80%のシェアを誇ったそうだが
その後、新興勢力のチャーンに王座を追われ
今や30%のシェアまで落ち込んだとか。
巻き返しを図るビアシンの労働者取り込み作戦といったところだろうか。
・アーチャ(タイ王国)
で、
上記リオの席巻に対抗すべくチャーン側が投入した
さらなる低価格ビールが
このアーチャ。
白馬って意味らしい。
ラベルの下部に
「オーストラリアビール品評会金賞」
的な表記がある。
本当かなぁ笑。
香りは普通のラガーじゃん。
とか思って口をつけてみると
出来の悪い酒にありがちな甘ったるさがやってきて
後味だけは妙に重い。
キリッとした爽快感がないなぁ。
う~ん。
これも最後まで飲むのが苦痛だ笑。
先日のリオに続いて
安い酒には安いなりの理由がある。
と思った。
・ビアシン(タイ王国)
いわゆるシンハーで
現地ではビアシンと呼ばれる。
かつてタイ国内80%のシェアを誇ったそうだが
チャーンの隆盛に飲まれ
すっかり落日の途にある。
ただ富裕層や観光客からの支持は依然高いと思われ
それなりの店では現在も頻繁に目にする。
日本人の飲みなれたピルスナーにもっとも近い味わいで
しっかりした苦味が特徴。
少しだけスパイシーで複雑な香りがする。
カラッとした後味も実に爽快。
・チャーンエクスポート
チャーンが上記ビアシンに対抗すべく投入したと思われる
高級路線ラガービール。
あっさりして日本人には飲みなれた味わいだけど
チャーンぽさが足りないような・・・。
・プーケットラガービール
タニヤのタイ料理屋で珍しいビールを見つけて初飲。
なんともはや
できの悪いカリン酒のようだ笑。
ひたすらあまい!
・メニンガー?(ドイツ)
・マネケンピルス(ベルギー王国)
タイ人の富裕層や駐在員といったお金持ち向けの
おしゃれイタリア料理屋で
ドイツとベルギービールのタップが珍しくて初飲。
だめだ。
まったく覚えてないや。
さほど個性的ではなかく
とりあえず無難にとても飲みやすかったような・・・。