いやーついにやってきました。
魅惑のアイランド四国!
高知竜馬空港へついたからには
まずはここへ行くさね。
桂浜!
有料駐車場へ停めてから
海岸へ向かう道すがら
竜馬像がお出迎え。
竜馬が行くを読んでから20年以上、
おーい、竜馬を読んでから10年以上、
ついにお会いできましたね。
竜馬さん。
そして桂浜!
え・・・、
これが桂浜・・・?
う~ん。
・・・
富士山のない三保の松原ってかんじ。
これなら富士山がある分、
三保でいいかも。
ささっと三保・・・じゃないや桂浜を後に向かうは
現存12天守の一角を占める
高知城!
本丸の建物がそっくり残る唯一の城なんだそうだ。
こちらでは藩祖山内一豊が馬上よりお出迎え。
功名が辻で有名なあの方ですね、はい。
個人的には土佐の主といえば
初代一豊さんよりも酔鯨候こと、容堂さんだな。
こちらの追手門も現存とのこと、
すばらしい!
なんでも、現存天守と現存大手門が
同時にフレームに収まる城は高知城のみなんだとか。
門をくぐると今度は明治の元勲、
板垣退助がお出迎え。
幕末好きとしては甲州勝沼の戦い以前の
乾退助の方がなじみがある。
さらに歩くと今度は一豊の妻、
千代の像。
隣の馬は内助の功で有名な10両の馬かな。
ここいらでようやくいい感じに天守閣がお目見えする。
天守閣を左手にまくように階段を上るが
この階段から顧みる天守閣が最も美しい。
と、添乗員が団体客にさかんに説明していた。
確かにもっとも迫力のあるアングルだった。
そんでもって天守閣によっこらしょとご登壇。
天守前に本丸御殿が隣接しており、
ちょっとした武者溜りがあるのが珍しい。
仲間由紀恵が功名が辻で着た着物とか
こんな感じで飾ってる。
8年も前の大河だしもうそろそろいいんじゃないか?
とも思う。
天守内はさほど見どころはない。
いっそのこと冒頓とした風貌をいかして
当時のままを再現してもいいのに。
で、最上階からの眺め。
山内一豊というとどうしても脳裏に焼き付いているのが
中学生の時読んだ功名が辻のエピソード・・・
1601年、関ヶ原の功績が認められ
土佐24万石を拝領した一豊だったが
いざ土佐へ入国してみると前国主、
長曾我部氏の残党が寝首をかこうと虎視眈々と狙っている。
耐えかねた一豊は妙案を思いつき
相撲興行を行うと称し
土佐中の力自慢・荒くれ者を当日、
桂浜の終結させる。
そこへ鉄砲隊を乱入させ
反乱分子を一網打尽にしそのまま虐殺したという
背筋の凍るような悪逆非道っぷり。
最上階にいたボランティア解説員に聞いてみると
この話は実話とのこと。
てっきり司馬の創作だとばかり思っていたので
これは本当に驚いた。
今でも長曾我部と山内の軋轢は
見えるところ見えないところに残っているとのこと。
非業の死をとげた長曾我部者を偲び
桂浜の方向に合掌して城を後にする。
そして夜は珍味「メジカの血合い塩焼」を頂く。
ん~ウマウマ。