僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

憧れの四国へ初上陸!

2013年11月13日 | ぶらぶらする

いやーついにやってきました。

魅惑のアイランド四国!

高知竜馬空港へついたからには

まずはここへ行くさね。

桂浜!

有料駐車場へ停めてから

海岸へ向かう道すがら

竜馬像がお出迎え。

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竜馬が行くを読んでから20年以上、

おーい、竜馬を読んでから10年以上、

ついにお会いできましたね。

竜馬さん。

そして桂浜!

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え・・・、

これが桂浜・・・?

う~ん。

・・・

富士山のない三保の松原ってかんじ。

これなら富士山がある分、

三保でいいかも。

ささっと三保・・・じゃないや桂浜を後に向かうは

現存12天守の一角を占める

高知城!

本丸の建物がそっくり残る唯一の城なんだそうだ。

こちらでは藩祖山内一豊が馬上よりお出迎え。

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功名が辻で有名なあの方ですね、はい。

個人的には土佐の主といえば

初代一豊さんよりも酔鯨候こと、容堂さんだな。

こちらの追手門も現存とのこと、

すばらしい!

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なんでも、現存天守と現存大手門が

同時にフレームに収まる城は高知城のみなんだとか。

門をくぐると今度は明治の元勲、

板垣退助がお出迎え。
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幕末好きとしては甲州勝沼の戦い以前の

乾退助の方がなじみがある。

さらに歩くと今度は一豊の妻、

千代の像。

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隣の馬は内助の功で有名な10両の馬かな。

ここいらでようやくいい感じに天守閣がお目見えする。

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天守閣を左手にまくように階段を上るが

この階段から顧みる天守閣が最も美しい。

と、添乗員が団体客にさかんに説明していた。

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確かにもっとも迫力のあるアングルだった。

そんでもって天守閣によっこらしょとご登壇。

天守前に本丸御殿が隣接しており、

ちょっとした武者溜りがあるのが珍しい。

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仲間由紀恵が功名が辻で着た着物とか

こんな感じで飾ってる。

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8年も前の大河だしもうそろそろいいんじゃないか?

とも思う。

天守内はさほど見どころはない。

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いっそのこと冒頓とした風貌をいかして

当時のままを再現してもいいのに。

で、最上階からの眺め。

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山内一豊というとどうしても脳裏に焼き付いているのが

中学生の時読んだ功名が辻のエピソード・・・

1601年、関ヶ原の功績が認められ

土佐24万石を拝領した一豊だったが

いざ土佐へ入国してみると前国主、

長曾我部氏の残党が寝首をかこうと虎視眈々と狙っている。

耐えかねた一豊は妙案を思いつき

相撲興行を行うと称し

土佐中の力自慢・荒くれ者を当日、

桂浜の終結させる。

そこへ鉄砲隊を乱入させ

反乱分子を一網打尽にしそのまま虐殺したという

背筋の凍るような悪逆非道っぷり。

最上階にいたボランティア解説員に聞いてみると

この話は実話とのこと。

てっきり司馬の創作だとばかり思っていたので

これは本当に驚いた。

今でも長曾我部と山内の軋轢は

見えるところ見えないところに残っているとのこと。

非業の死をとげた長曾我部者を偲び

桂浜の方向に合掌して城を後にする。

そして夜は珍味「メジカの血合い塩焼」を頂く。

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ん~ウマウマ。