今日はうどん県を東へひた走る。
せっかく来たからには3食うどんでしょ。
↑村上春樹の辺境近境の影響をもろに受けた発言。
やってきたのは観音寺の名店「つるや」さん。
まずは名物とやらのしょうゆかけうどんから頂く。
大根おろしののったうどんに
左から味の素、ゆず、だし醤油、薬味。
ふだんなら味の素なんざ見向きもしないのだが
郷に入れば郷に従えってことで
えいやっと全部投入。
うまいうまい。
で、調子に乗って
黄金うどんも頂くことにする。
和風カルボナーラこと、
いわゆる釜玉うどんだね。
これまたうまいっ!
さて東に車を飛ばして次に向かったは
これまた現存12天守の一角、
亀山城こと丸亀城。
もともとの山を利用して築城されたとのことで
こじんまりした天守ながら
天守は遥か彼方。
大手門だって現存。
しかも中にだってはいれちゃう。
この城に登城したものなら
誰だって鮮烈に印象に残るであろうものが
この石垣。
本当に大きくて
ここまで反り返った綺麗な石垣は他にない。
(と思う)
平山城だけあって追手門からは結構な勾配を上る。
あまりに見事でカメラのフレームに収まらず
この石垣の凄まじさは見ないとわからないだろな。
なお、
あまりに石垣が素晴らしすぎて
情報漏えいを危惧した殿様が
石垣を築いた職人を下の井戸で殺してしまったとか。
くわばらくわばら。
本丸へ到達するとこの景色。
城の目前まで瀬戸内海が迫る。
北面からの天守閣。
小さい天守が
巨大な石垣で一生懸命背伸びしてる感じ。
西面からの天守は
北側を頑張ったせいでツルンとシンプル。
瀬戸大橋がきれいに見えるので
ここへきて
あぁ四国に来たんだなぁと実感が湧く。
天守閣内部はかなり質素。
窓が小さいばかりか
欄干もなく外に出られないので
かなり展望は悪い。
むしろ天守閣に入らないほうが景色はよい。
とはいえ南東に坐する讃岐富士はきれいに見える。
なんでこんなところに一人でモッコリしているのか・・・
実にユニーク!
天守閣から二の丸三の丸越しの
大手門と
目抜き通りと
瀬戸内の島々。
この島の向こうはもう広島。
思えば遠くへ来たもんだ。