やっぱり上海といえば小籠包!
朝食は昨夜の小楊生蒸の向かい側、
佳家湯包でまたまた小籠包を食べ比べ。
ここでもコネコネがガラス越しに見られる。
こちらの小籠包は小ぶりで皮が薄く上手に取らないと
穴が開いて中のスープがこぼれだし
涙目なことになってしまうので厳重な注意が必要。
小楊がカレースープで頂いたのに対し
佳家は鶏鴨血湯という血に煮凝りスープと頂く。
なお、左下の生姜入り黒酢は1元で
相席客の残りをちゃっかり頂いたもの。
てへっ。
肉汁をこぼしそうな不器用さんは
箸で恐る恐るリフトアップしたのちに
このように蓮華で食べると宜しい。
くわ~ぁっ!
この肉汁はたまらない!!
一口でお気に入りになってしまった
たいそうおいしい小籠包でした。
で、この日は虹橋空港からの移動なので
時間調整もかねて空港隣駅の上海動物園へ。
チケット売り場は結構並んでる。
象のアーチでお出迎え。
よくわからんが愛国的な像もお出迎え。
さすがにアジア最大版図を誇る中国の動物園だけあって広い。
最初は水生動物館から。
豚みたいな魚。
なんと中国のそこいらの川でとっ捕まえたらしい。
爬虫類館へ移りまして・・・
キングコブラ。
これまた中国国内でとっ捕まえたものらしい。
さらにはワニ。
これまた自国調達。
揚子鰐って・・・。
といった具合に
ほとんどの動物に
『分布:我国○○省』とあることに仰天!
中国珍稀動物地図なんてのもあるくらいで
多様な生体分布はまさに圧巻!
象も駱駝も虎もパンダもみんな中国産!
もちろんそこは本当に中国か?
と政治的な話になると長いのだけど。
とにかく驚いた。
なお、
中国人は金魚が大好きのよう。
巨大な筒状の水槽が野外に何本も設置され
ゆらゆら泳ぐ金魚たち。
金魚の筒を過ぎると
鳥類ゾーン。
もちろん孔雀も
ペリカンも中国産。
鶴だって
とてもきれいな鳥が多い。
さぁそしてやってきましたお待ちかねの大熊猫館。
そうです、
中国といえばパンダなんです!
中国でみる本場のパンダは違うかな~・・・
・・・
むむむ
遊技場は空っぽだぞ・・・。
いた!
中国のパンダもやっぱり仕事してない!
パンダは万国共通サボってるなぁ・・・。
で、
上海動物で一番人気なのが
クマッ!
なんで人気なのかというと
ミカンを拾って食べるから!
中国では投げ入れたエサに飛びついてくれる動物は
なんでも人気なのでした。
バクとかね。
しっかしデカデカと「エサやり禁止」
の表示のある横で
よくもまぁ堂々とエサをあげるもんだな、
中国人は。
我らが日本猿も発見。
なぜが雪を抱えた写真!
なお、
当事国の日本では知られていないことだが、
我らが日本猿は
「スノーモンキー」として諸外国でたいそうな人気を博しているらしい。
そういえば他のサルはみんな南方だよな・・・。
そしてこちらがクマに次いで
純粋な意味で人気の施設
そう!
ゴリラ館です!
2012年5月生まれのチビゴリラがとてもかわいい。
人気の秘密はこいつか。
↑一番奥のやつ
どこも行動展示は人気だなぁ。
虹橋から新幹線で3時間ほど移動。
下は晩御飯にでた棗(なつめ)
初めて食べたが
姫リンゴのようだった。
晩酌は青島ビールの1903奥古特。
ふむ、
いつもの水のような青島と違ってしっかりビールの味がする。
100年前のドイツ由来の製法を復活させた
スペシャルビールなのだそうだ。
そして翌日からは
厦門航空をひたすら乗り回す旅にでる。
これがまた
乗るまでに3時間、
乗ってから1時間の遅れなんてのがザラなんだわ・・・。