僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

白い人・黄色い人(遠藤周作)

2019年05月04日 | よむ

「白い人・黄色い人」がタイトルかと思ったが

「白い人」「黄色い人」は分かれており

行ってみれば短編集みたいなものだった。

この2作のうち前者の「白い人」で

遠藤周作は芥川賞を受賞し

作家としてデビューするに至る。

多くの芥川賞がそうであるように

これがまたしっかり難解(笑)。

醜い者の歪んだ奥底にある淀み

そのさらに奥にある

承認願望というか

救われるべきという

神に対するややもすると挑戦的な欲望。

後期の作品と比べるとあまりにもストレートな疑問符が並び

一貫して

キリスト教と日本人

がテーマなのだけれど

この作品は

それだけでは尽きない

もっと後ろめたい暗さを感じるなぁ。


浜虎(横浜)

2019年05月04日 | 麺をいただく

こく醤めんを頂く。

大盛無料。

なんというか

店員がいまひとつ・・・。

食券だし水も下げものもセルフだし

テーブルに気を使う必要はないのかもしれん。

それでもヒマなのであれば

「そのままでどうぞ!」と言われたほうが気持ちいい。

店員はみんな厨房の中向いちまって

帽子とって長髪をいじくり回してるし

これはあかんなぁ・・・。

ラーメンそのものはうまいが

何度も足を運びたいと思わせるには

もう少し変えたほうがいい点が多いように思う。