国産極上ロースカツと豚バラ煮込カレーを頂く。
最後の一皿!
何たる僥倖!
あごいさむ似のナイスガイが
一人で切り盛りし
夜はバー営業になるようだ。
低温でゆっくり上げられたと思しきカツは
中心をピンクに保った
ゆるふわ仕上。
ゆえに「塩でどうぞ」
なる魔法のワードが飛び出してしまう。
ブタの甘みがすばらしい。
素材を存分に生かしているといえる。
カレーもまた甘口で
いかつめの概観をいい意味で裏切る
やさしいカレー。
添えつけの不思議なホワイトソースは
相模原の某洋食店を参考にしたものらしい。
締めはショットで味わう飲むヨーグルト笑。
カレーは店主で食えとは誰の名言であっただろうか。
最後に冷蔵庫の張り紙を転記しておく。
「ガッツリ飲む しこたま唄う
せめてどちらかにお願いします。
たいして飲めず たいして唄わず
席をつぶすお客さまにはあからさまに手を抜きます
これで宜しく」
洒落の分かる店主のようだ。