僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

しまや(川崎)

2019年07月02日 | カレーをいただく

国産極上ロースカツと豚バラ煮込カレーを頂く。

最後の一皿!

何たる僥倖!

あごいさむ似のナイスガイが

一人で切り盛りし

夜はバー営業になるようだ。

低温でゆっくり上げられたと思しきカツは

中心をピンクに保った

ゆるふわ仕上。

ゆえに「塩でどうぞ」

なる魔法のワードが飛び出してしまう。

ブタの甘みがすばらしい。

素材を存分に生かしているといえる。

カレーもまた甘口で

いかつめの概観をいい意味で裏切る

やさしいカレー。

添えつけの不思議なホワイトソースは

相模原の某洋食店を参考にしたものらしい。

締めはショットで味わう飲むヨーグルト笑。

カレーは店主で食えとは誰の名言であっただろうか。

最後に冷蔵庫の張り紙を転記しておく。

「ガッツリ飲む しこたま唄う

せめてどちらかにお願いします。

たいして飲めず たいして唄わず

席をつぶすお客さまにはあからさまに手を抜きます

これで宜しく」

洒落の分かる店主のようだ。