最近新作をみなくなったが
2010年の前半は
直木賞、本屋大賞、映画にドラマと
大暴れだった万城目学。
このしゅららぼんも
濱田岳を主演に映画化されたのをよく覚えている。
主演の男子2名はイメージ通りだが
女性陣がちょっとことなり
お手伝いさんは木村佳乃、
お姉ちゃんは佐藤仁美
のイメージ。
あいかわらずの万城目ワールド。
琵琶湖東岸を舞台に
どこまでほんとで
どこから嘘かわからないような
現代のおとぎ話が展開される。
設定はおもしろいし
導入部のテンポもよく
軽快なリズム感のある言葉遣いが好きなんだけど
後半複雑でリズムが悪くなり
本の厚みがややおっくうになってくるほど。
現地を知っているとまた違うんだろうけど
読み終えるにはちょっとしんどかったなぁ。
なお、舞台の石走はフィクションの地名とのこと。
ざんねん!