僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

豊野(阪東橋)

2024年11月14日 | 揚げものをいただく

11時のオープン待ちで7人目の並び。
L字カウンターのみの狭小店。
なんと7人掛けカウンタ―のため
1回転目に滑り込みセーフ。

7人入ったところで引き戸を締めようとして
早速怒られる。
「扉は閉めない!」
下町然とした口は悪いがきっぷのいい
親父2人が狭いキッチンを独楽鼠のように動く。
油なんてこぼれそうなくらい波打って
鍋から溢れて火事になりそう。
目だけを動かして
火事になった際の避難経路を探しておいたのはここだけの話。
黄金丼とシジミ汁を頂く。

黄金町も近いのでコガネ丼と注文したが
外れのようで正解はオウゴン丼。
こちらでは海老の大きさによって天丼が
天丼<豊野丼<黄金丼
とポケモンのように進化するらしい。
オープンと同時に入ったこともあって
ご飯が炊きたてという素晴らしい僥倖にありつく。
大海老2尾+野菜5品
ごはんのボリュームもいうことなしなのだが
特筆すべきは揚げ粉を使い分けているということ。

野菜天にはなんとカレー粉が使われており
食欲をとんでもなく引き立てるワンパクな一品なのだ。
とんねるずの番組でも取り上げられたようで
キタナシュランの認定証が貼られている。