ランチを頂く。
鉄板焼きステーキの専門店?
居心地が悪い。
なぜなら隠れ家風なカウンターのみ10席程度の店内は、
店主とおかみさんと自分の3人しかおらず、
メニューをお願いしても黙殺され、
着席と同時に黙々とランチの用意をされ、
(昼のメニューは1つなのか??)
席を移動しようとしたら断れたから。
ランチは、食前酒(!)、サラダ、ご飯、味噌汁、肉120g、もやし、コーヒー。
目の前で薄っぺらい肉を焼いてくれる。
味付はにんにくと塩胡椒のみ。
脂身は別に切り分け、
カリッと焼いてくれるなど、
実に丁寧な仕事ぶり。
肉は生姜焼き定食の如くしっかりめに焼いてあるのに、
非常にうまみが強い。
不覚にも味塩胡椒使ってるのかと疑ってしまった。
上質な肉の試食をしてる感覚。
食後のコーヒーを楽しみながら、
窓の外の台風を眺めていると
最初の居心地の悪さを忘れ、
ホッとしてる自分に気づく。
接客をせず、
黙ってうまいものを出すというのも
一つのホスピタリティーなのかもしれない。
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