そこで目にとまったこの本。
他国の史書に極東の島国の歴史がどう記されたか興味深い。
のっけから晋の始皇帝から始まり、
日本史を極めるにはアジア史を極める必要性を感じる。
また日本の律令は中国の律令と比較し、
時流にあわせ変化する能力に欠けたことがあげられていたが
このあたりは変わらないな。
まぁ、
日本は万世一系の天皇、
かたや複数民族による持ち回りの皇帝ではやむをえないだろうが、
臨機応変という意味合いでは見習うべきだな。
世界が日本に、
日本が世界に与えた影響は
より広い視野でみるともっと面白いだろう。
ただこの本の最終章はやはりというか当然というか太平洋戦争で締められている。
日本人として面白い終わり方であるわけがない。
日本史に止まらず、
世界史の今のページが
全ての人にとって幸せなものになければならないと思った。
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