僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

能登流開運大吟醸 伝波瀬正吉(掛川)

2014年05月08日 | のむ

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掛川は土井酒造所の誇る

名前からしてかなりきてる一本。

杜氏の名前を冠した初めての日本酒なのだそうだ。

なお、

波瀬正吉とは

日本を代表する能登流杜氏の一人で

土井酒造で開運を醸していた方とのこと。

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甘くてスッキリしており

冷やしたはずなのに

キリッ

とか

スパッ

とかくるものがない。

今流行のみかん風味の水、

いろはすミカン味ならぬ

ほんのり酒の香る水。

といったところなのだ。

実にほわわ~んとしており

まったく角がない。

本当に水のような酒。

こんな日本酒もあるんだな。

驚きの一本。

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ちっきん(西焼津)

2014年05月07日 | 麺をいただく

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にぼし香油入りがっつりを頂く。

なになに

120%煮干ししょうゆらーめんとな!

いつもの志太系ラーメンとは違うのね。

うっわぁ、

これはブリブリの煮干しですわい。

サバ節加工所そのものに臭いがする。

なんだか健康に良さそう笑。

素朴な麺といい

赤羽の煮干しラーメン伊藤を思い出す。

ホクホクとした

煮干しの旨みだけで食べさせる

冒頓とした一杯。


スパイシージンジャーエール!

2014年05月06日 | りょうりする

いよいよゴールデンウィーク突入!

ということで

暇に任せてジンジャーエールを手作りしてみることにした。

作業工程については

NHKのグレーテルのかまど

フクモリさんのレシピ

あたりを参考にさせて頂いた。

材料はこんな感じ。

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クローブ4粒、シナモンスティック1本、鷹の爪半分、

砂糖100g、生姜100g、蜂蜜30g、レモン汁20g。

まずは生姜を擦る!擦る!擦る!

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めんどくさいので皮ごといっちゃう。

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で、レモン汁以外を鍋にINして

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30分ほどなじませる。

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10分ほど弱火にかけたら

スパイスを取り出し

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粗熱を除いてレモン汁をINして完成。

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あとは適当な器に入れて冷蔵保存するだけ。
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ウィルキンソンで割ればジンジャーエール!

スーパードライで割ればシャンティガフ!

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五月の陽気にふさわしい

ピリッと爽快にシュワシュワした飲み物。

ビリビリに生姜を感じることのできる

まさにジンジャーなエールです。

(缶ジュースのジンジャーエールと比べて

コストパフォーマンスが悪すぎるのが玉に傷・・・)


死海のほとり(遠藤周作)

2014年05月05日 | よむ

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遠藤ワールド全開のキリスト生涯もの。

最後を迎えるキリストと

2,000年後のエルサレムを歩く「私」と

物語は2編が並行して進められる。

どうしても比較してしまうのが同じ遠藤著作の

「沈黙」

大司祭アナスの言葉が奉行とかぶったり

イエスの言葉がキチジローとかぶったりする。

どちらが先に書かれたものなのだろう。

いずれにせよ、

遠藤の宗教観を感じることができるのと同時に

超えることのできなかった壁を感じてしまう。

遠藤曰く、

イエスはただの愛の人であると。

奇跡や神ではなくただただ愛するだけの人であると。

奇跡ではなく愛のみを信じよというのが

遠藤にとってのキリストの教えなのかなぁ。

ただそうなると、

イエスにとっての神とはなんだったのだろう。

ただの理想主義者だったのだろうか。

一瞬ジョンレノンの顔がよぎる。

神とは不幸なもの、

つまり信じることすらできないような

精神的にも貧しいものにとってこそのものなのか。

結局のところ遠藤は不肖の弟子であり

だからこそイエスを欲する思いが強く

イエスもまた不肖の弟子を愛したということか。

角度は違えど遠藤の目線は

聖書に書かれたことと一致して

イエスは皆の罪を背負って

十字架に架けられたといっている。

また、この死海のほとりによると

イエスは生活のそこかしこにひそんでおり

誤解を恐れずに言えば

人間のダメな部分に

汚らしい部分に

弱い部分に

殊潜んでおられる。

「細部に神が宿る」

などという我々にとって

実に日本人的ではないか。

そしてそれを愛と呼ぶ。

しかし神がこそらじゅうにいるという表現は

極めて日本人的な多神教ならではの解釈であり

西洋のそれとは本質的に全く異なるように思う。

やはり遠藤文学は

日本人にとってのキリスト教に終始するのだなあ。

・・・

・・・

同伴者イエスか。

・・・

・・・

遠藤にとってのイエスとは

崇め奉る対象ではなく

遠く輝かしい道標ではなく

どんなときも気づいたら足元で

全てを許し立っている

自らの影のようなものだったのだろう。


マラソン(パトリック)

2014年05月03日 | かいもの

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仕事で履きつぶせる靴用に購入。

ほんとは

ニューバランスの996イングランド仕様がほしかったのだけど

(↑流行に弱い)

見た目やネットの評価とうらはらに

履き心地がすこぶる悪い。

大きめサイズを選んでもなんだか横幅が狭いのだ。

そこで何の気なしに履いてみたパトリックマラソン。

どうみても幅狭で合うわけがないと思い込んでいた

このスニーカーが

まぁ実に足にフィットする。

見た目によらず日本人の足にピッタリかも!

一瞬で気に入ってしまい

数あるカラーリングの中から

2013年春夏モデルのココナッツカラーを選択。

次は履きつぶすにはもったいなさげな

アイリスがほしいなぁ。