今をときめく大行列店と聞きつけてやってきたのだが
並んでいるの3人ぽっち。
わーい!
と喜んだのもつかの間。
整理券システムで
40分後にまた来てくださいとのこと。
しかもデポジットで1000円を没収!
そして剣を配り終えると
即座にスープ終了のお知らせが!
飲食店でデポジットって初めてだぜ。
とまぁ入店までが
まぁまぁハードル高めながら
その分期待値も高まろうというもので。
さて入店すると
寿司屋のようなカウンターが6席。
しかも卓上に調味料が一切ない!
これは完成された一杯を出すという
紛れもない自信の表れ。
と同時に好みなんて聞いてないぜSORRY
ということでもあるのだが。
と
前置きが長くなったが
味玉中華そば+ご飯を頂く。
カウンター越しに丼が丁寧に着丼。
ここまでうやうやしく器を掲げられると
こちらまでつられて
ははぁーっ
とやりたくなってしまう。
ローズマリーの強い
まさかののコンソメスープ。
これがまた白米とはあわない!
ラーメンという料理ではなく
スープが主役の
別の料理に感じる。
水道橋の勝本というラーメン屋が本体なのだそう。
機会があれば行ってみよっと。
釜玉バター大+とり天を頂く。
本来は冷かけがイチ推しらしい。
玉子2つに
胡椒バターと
かなり洋風によせた
釜玉。
とり天がささみ肉でなく
ムネ肉。
まるでケンタッキー。
細いのにダレない
不思議な麺。
濃いだけでなく
甘味の豊富ないりこスープががおまけでつく。
ご指示の通りスープで割って
玉子スープにして頂いても
もちろん旨いが
そのまま出汁のみで頂いても
実にうまい。
店主が元バイトAKBってことで有名!
味噌ラーメンを頂く。
醸造強めな白味噌。
しっかり出汁の濃口スープ。
お、
穂先メンマだ。
店名入りのすり鉢の器がかっこいい。
喬太郎師匠なら
べらんめえな江戸言葉で
きっと褒めちぎってくれることでしょう。
駐車場がちょと離れていてわかりにくい。
なお
本日は配膳頂いた和服の女性は
AKBぽくはないので
たぶん店主ではないように思う。
残念!
へえ!
と
思ったら暖簾分けなんだとか。
しょうゆらぁめんを頂く。
お勧めは塩らしいけど
メニューのトップはなぜかしょうゆ笑。
行徳の葫もだったけど
何が入っているのやら
とにかくダバダバとした
固形感のあるスープが特徴で
栄養価も高そう笑。
世間ではこれを
ベジポタと呼ぶらしい。
太麺と苦みばしった濃い口醤油
それに野菜の合わせ技が好きなフリークには
たまらないであろう。
『葫』の店名にふさわしく
卓上の生葫クラッシャーは
使いどころを誤ると
周りの空気クラッシャーになってしまうので
時と場合を考えて使おう。
フクロウの店番が
今日も首を傾げながら
店の外で来客を待ち構えている。