前回書かなかった、大井川鐡道のはなしです。
今年、ご承知の通り、大井川鐡道にて、きかんしゃトーマスを模した(!?)列車を走らせ、これが大好評を得ているわけですが、通常のSL「かわね路」も毎日走っているわけでして。
千頭駅構内に入る場所で列車の到着を待つ。遠くから汽笛とドラフト音が聞こえてくる。
13時10分、ほぼ定刻どおりに、かわね路号が到着。この日の牽引はC5644だった。
7両編成の客車に続き、しんがりは電気機関車いぶき501号が後押し。
その後、千頭駅構内に入ってホーム停車中に1枚。
この面構えがなんともいえない。日本の国鉄、って感じで。ちなみに、はじめて大井川鐡道を訪れた2008年のときは、タイ国鉄仕様だった。
SLだけでなく、この日は普通列車として元近鉄16000系と、元南海ズームカーが。
その後しばらくトーマスフェア会場で時間をつぶし、トーマス列車を見送った(ここまで前回参照)あと、ようやくC56が折り返しの準備をする。先ほどの場所まで戻る。
C56は、一度本線まで出てきた後、折り返して転車台へ。
転車台で回転。この後すぐ、ある場所でSL列車を撮るために、急いで千頭駅を後にして、車を飛ばす。
その場所とは、道の駅川根温泉から1キロほど先の、ちょっとした見晴らし台。遠くに、鉄橋が見える。
ほどなくして、復路のSLが鉄橋を渡る。
デジカメでの望遠なので、かなり画質が粗くなってしまったが、背景に川と広大な茶畑を入れてみたかったので、列車はかなり小さめ。でもこれで十分。めでたし、めでたし・・・。
と締めくくりたかったが、一つ心配な出来事が。きょうラジオで聞いたニュースによると、大井川鐡道の井川線の線路上に土砂崩落があり、一部区間が不通になっているとのこと。SLは本線を走るので、直接影響はしないが、先月広島での土砂崩落の影響で不通になっていたJR可部線が1日にようやく復旧したことを考えると、一日も早い復旧を待たずにはおれません。