本日の山陰は朝から曇りでしたが夕方から雪が降って来ました。
外は既に真っ暗ですが・・・一面銀世界になっていますね、大変寒い山陰です。
先日は私の誕生日でした、これでもう53歳になってしまいましたね。
自分の好きな事をして一応健康で過ごしている幸せを痛感しています!
いつまで元気で制作を続けられるのか・・・それだけは神のみぞ知るですね。
今日のタイトルにビックリされた方も多いはず、いつからスタジオロッソは料理教室になったのかと・・・。
製作中に写真を撮るのですが製作中には何気なく撮った写真も後で見るとなんだこりゃ~!!となる事が有ります。
かなり前に沖縄旅行をされた方からお土産で「豆腐よう」と言う物を頂いた事が有ります。
それが下の画像にそっくりだったんです。
そのお土産は別に賞味期限が過ぎたお豆腐では有りませんのでお間違えの無い様に・・・。
思い出すとそれはただのレジンの塊でした(笑)
一日中制作をしておりますと色々な部分を触りますのでどこをどうしたのか良く覚えていない事も有りますからこんな勘違いをしてしまいます。
何故こんなレジンの塊を持ち出したのかと言うと燃料タンクを作りたかったのです。
燃料タンクには色々な素材の物が有ります、一番一般的なのは鉄製の物ですね、今の市販車は大概これです。中には樹脂製の物とかアルミ製、古く戦前になると真鍮製や銅製の物も有った様です。
ブルーバードの場合はモノクロ写真しか無いので素材を判断するのはなかなか難しいのですが今回は古い車ですが競技車両と言う事でアルミ製のタンクを作ってみようと思います。
アルミはハンダ付けが効きませんので芯をレジンで作っておいてまわりにアルミを接着する方法をとります。
トースカンでケガキ線を入れてフライスを使って面出しをします。
フライスはこんな場合非常に良い仕事をしてくれます。
形状はただ四角なだけでは有りません。
燃料タンクを据える部分にはボディとシャーシを組み立てる為のステー部分が付いておりましてそれをよける形状に削ってゆかなければボディとタンクの間に隙間が出来てしまいます。
左右対称では無いボディの中にタンクを納めてなおかつそれを避けるのはちょっと面倒な加工になりますがフライスのおかげで奇麗に削る事が出来ます。
最後に上部の斜めの部分をおおまかに削ります。
このおおまかと言うのは斜めの部分はボディのラインに添ってRを付けた物になっていますのでこの時点ではおおまかに・・・と言う事になります。
フライスって便利でしょ!?可能で有れば小形の物を購入される事をお勧め致します、但しケガをしない様に気をつけて下さいね。
これだけは自己責任ですよ。
ここからは自宅に帰ってから書き足した部分になります。
いよいよ手動での削りになります。
リューターにビットを付けて削ります・・・かなりアナログな作業になりますが最初の時点で綺麗に削られていますので楽に削る事が出来ます。
ビットは大きめの物を使うと面が揃いやすいですね。
次はアルミ板の貼付けになります。
まずは前側の鏡板を貼付けます。
鏡板を先に貼るのはサイド面のアルミ板は少し前側にせり出して来ますのでこの面を先に貼っておかないと貼るのが難しくなるのです。鏡面の板はキッチリにしないで少し大きめにしておきまして接着後に余分を削って合わせます、その時にはアルミ板が剥がれやすいのでヤスリを動かす方向に気をつけて下さい。
次は側面のアルミ板にリベットを表現致します。
今のタンクならアルミ溶接で組み立てるのですがこの時代のタンクはリベットを使って組み立てられておりますのでそのリベットを表現したいのです。
今回はポンチを使った比較的頭の丸い物を表現致します。
まずはハセガワのエッチングガイドをアルミ板に固定してポンチを使ってアルミ板を押し出します。
特にハンマーとかは必要有りません指で支えて押さえるだけで大丈夫です。
表側を見てみると意外と良い感じ・・・丸頭のリベットの出来上がりですね。
如何にも燃料タンクのリベットと感じるのは私だけでしょうか?
今回はアルミ板の両端と中央部分にアルミ板を横断する様なデザインに致しました。
理由は必ずどこかに継ぎ目が有るでしょうし中側に走行中にかかるGで燃料の偏りを防止する為にバッフルプレートが付けられている事も容易に想像出来ますのでそのバッフルプレートの取付けにもリベットを使いますからこの様なリベットが入っている事も有るのです。
鏡板が接着されました。
早速余分な部分を削って整形致しました、ヤスリの方向は画像の場合手前から先側に一方に削ります。
反対に削るとヤスリの刃が引っ掛かって必ずと言っていい程アルミ板が剥がれます。
いよいよ側面の板を貼ってみます。
まずはレジンのタンクに綺麗に沿う様に整形をしておきます。
いよいよ接着です、バイスとハタガネ(?)を使ってずれない様に固定しておきます。
エポキシ系の接着剤なので一晩置いておきますと完全硬化いたします。
明日にはタンクが完成するんじゃないでしょうか?
明日はタンクの完成編とリアの足回りのやり直し編をお伝えする事が出来ると思います、お楽しみに~!
外は既に真っ暗ですが・・・一面銀世界になっていますね、大変寒い山陰です。
先日は私の誕生日でした、これでもう53歳になってしまいましたね。
自分の好きな事をして一応健康で過ごしている幸せを痛感しています!
いつまで元気で制作を続けられるのか・・・それだけは神のみぞ知るですね。
今日のタイトルにビックリされた方も多いはず、いつからスタジオロッソは料理教室になったのかと・・・。
製作中に写真を撮るのですが製作中には何気なく撮った写真も後で見るとなんだこりゃ~!!となる事が有ります。
かなり前に沖縄旅行をされた方からお土産で「豆腐よう」と言う物を頂いた事が有ります。
それが下の画像にそっくりだったんです。
そのお土産は別に賞味期限が過ぎたお豆腐では有りませんのでお間違えの無い様に・・・。
思い出すとそれはただのレジンの塊でした(笑)
一日中制作をしておりますと色々な部分を触りますのでどこをどうしたのか良く覚えていない事も有りますからこんな勘違いをしてしまいます。
何故こんなレジンの塊を持ち出したのかと言うと燃料タンクを作りたかったのです。
燃料タンクには色々な素材の物が有ります、一番一般的なのは鉄製の物ですね、今の市販車は大概これです。中には樹脂製の物とかアルミ製、古く戦前になると真鍮製や銅製の物も有った様です。
ブルーバードの場合はモノクロ写真しか無いので素材を判断するのはなかなか難しいのですが今回は古い車ですが競技車両と言う事でアルミ製のタンクを作ってみようと思います。
アルミはハンダ付けが効きませんので芯をレジンで作っておいてまわりにアルミを接着する方法をとります。
トースカンでケガキ線を入れてフライスを使って面出しをします。
フライスはこんな場合非常に良い仕事をしてくれます。
形状はただ四角なだけでは有りません。
燃料タンクを据える部分にはボディとシャーシを組み立てる為のステー部分が付いておりましてそれをよける形状に削ってゆかなければボディとタンクの間に隙間が出来てしまいます。
左右対称では無いボディの中にタンクを納めてなおかつそれを避けるのはちょっと面倒な加工になりますがフライスのおかげで奇麗に削る事が出来ます。
最後に上部の斜めの部分をおおまかに削ります。
このおおまかと言うのは斜めの部分はボディのラインに添ってRを付けた物になっていますのでこの時点ではおおまかに・・・と言う事になります。
フライスって便利でしょ!?可能で有れば小形の物を購入される事をお勧め致します、但しケガをしない様に気をつけて下さいね。
これだけは自己責任ですよ。
ここからは自宅に帰ってから書き足した部分になります。
いよいよ手動での削りになります。
リューターにビットを付けて削ります・・・かなりアナログな作業になりますが最初の時点で綺麗に削られていますので楽に削る事が出来ます。
ビットは大きめの物を使うと面が揃いやすいですね。
次はアルミ板の貼付けになります。
まずは前側の鏡板を貼付けます。
鏡板を先に貼るのはサイド面のアルミ板は少し前側にせり出して来ますのでこの面を先に貼っておかないと貼るのが難しくなるのです。鏡面の板はキッチリにしないで少し大きめにしておきまして接着後に余分を削って合わせます、その時にはアルミ板が剥がれやすいのでヤスリを動かす方向に気をつけて下さい。
次は側面のアルミ板にリベットを表現致します。
今のタンクならアルミ溶接で組み立てるのですがこの時代のタンクはリベットを使って組み立てられておりますのでそのリベットを表現したいのです。
今回はポンチを使った比較的頭の丸い物を表現致します。
まずはハセガワのエッチングガイドをアルミ板に固定してポンチを使ってアルミ板を押し出します。
特にハンマーとかは必要有りません指で支えて押さえるだけで大丈夫です。
表側を見てみると意外と良い感じ・・・丸頭のリベットの出来上がりですね。
如何にも燃料タンクのリベットと感じるのは私だけでしょうか?
今回はアルミ板の両端と中央部分にアルミ板を横断する様なデザインに致しました。
理由は必ずどこかに継ぎ目が有るでしょうし中側に走行中にかかるGで燃料の偏りを防止する為にバッフルプレートが付けられている事も容易に想像出来ますのでそのバッフルプレートの取付けにもリベットを使いますからこの様なリベットが入っている事も有るのです。
鏡板が接着されました。
早速余分な部分を削って整形致しました、ヤスリの方向は画像の場合手前から先側に一方に削ります。
反対に削るとヤスリの刃が引っ掛かって必ずと言っていい程アルミ板が剥がれます。
いよいよ側面の板を貼ってみます。
まずはレジンのタンクに綺麗に沿う様に整形をしておきます。
いよいよ接着です、バイスとハタガネ(?)を使ってずれない様に固定しておきます。
エポキシ系の接着剤なので一晩置いておきますと完全硬化いたします。
明日にはタンクが完成するんじゃないでしょうか?
明日はタンクの完成編とリアの足回りのやり直し編をお伝えする事が出来ると思います、お楽しみに~!