Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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マイバッハも始めています

2013-02-10 22:17:09 | Maybach Zeppelin
マイバッハの製作を少しずつ始めております。
このキットは基本はプロポーションモデルなので仮組すればすぐに塗装!となるのですが、そこは私の作るものですので何か一つ二つはお客様に喜んで頂ける完成品にしたいと思いまして・・・一捻り二捻りをしてみようと思っております。
またこのキットの問題点としてホイールとタイヤは作り直しになりますのでそれらも合わせて考えなければなりませんね。

さてさてマイバッハの製作の始まり始まり!!
まずはボディをいきなりカットではじめます、ボンネットの側面にはエンジンルームの冷却用のスリットが付いていますがボディそのままでは何も加工が出来ない場所になりますのでここを一度カットして後で付け直す事にいたします。

変な形状をしていますが指で持っている方が前側です、それにしても変なところにスリットが有りますね。

フロントエプロンの部分をカットしていますので前のフェンダーは左右で振り放しになってしまいました、また切った部分にシャーシとの連結部が有りますのでボディとシャーシの連結方法を考えなければなりません。
強度と連結を考えるとこの部分の補強は1mm厚の真鍮板を切ってハンダ付けをいたしました。
また中央に2.0mmのネジを切りましてシャーシとボディを連結するビスを固定出来る様にしておきました。
ピンバイスにタップを固定してネジを切っております。

シャーシ側も留める為の受けを真鍮板の1.0mmで作って取付けております。
こちらは皿ビスが納まる様にさらっておきました。

車高を調整する為にはタイヤを固定してくれるシャフトを取付けなければなりませんがシャーシ側にU型の溝が掘ってあるだけで固定は余り検討されていない様な部分が有ります。
仕方が無いので内径が1.5mmのパイプをシャーシのシャフトの部分にハンダ付けしておきキットのタイヤを留める為のシャフトをこれに固定しようと目論んでみました。
キットのままではフロントが少し高めだったので少し車高を下げてバランスをとってみました・・・・

「ただ組めば良い」で有れば簡単に塗装行程に進めそうですが・・・そう簡単じゃないですね。

リアの整流カバーの仕上げです

2013-02-10 21:42:25 | Bluebird 1933
本日の山陰は穏やかでなかなか良い天気になりました。
寒さも緩んでいますね~こうなれば畑仕事も・・・と言いたい所ですが一昨日の夕食後に足の裏にトゲが刺さってしまいましてそれが結構大きな物でして抜くのに少々苦労致しました。
ちょうど歩く時に着く部分なので足が痛くて外仕事は無理そうですので・・・あっさりパス!

本日の製作はリアのホイールタイヤをカバーする整流カバーを整形したいと思います。
昨日は整流カバーの左右を同じ形状になる様に整形した訳ですがリアホイールの位置が決まりましたので整流カバーとタイヤの間のクリアランスを調整しました。
キットそのままでは当然クリアランスはバラバラでして削りあわせなければならない事は一目瞭然な状態なので・・・その前に下側のカバーを真鍮板で作って蓋をしておかなければ薄い整流カバーが変形してしまいます、するとクリアランスが変わってしまうのです。

しっかりと溶かしてハンダ付けをしますがそうすれば当然削るのも結構大変です(笑)
この状態になるとクリアランスが広がったり詰まったりする事が無くなりますので加工は楽になります。

タイヤと面する部分は平面を出す為に真鍮板を使います。
幅6mm程の帯金を切っておきましてタイヤに沿って曲げて置いた物をポイントでハンダ付けします。
一度に付けてしまうと微調整が難しくなりますのでクリアランスを確認しながら徐々に前面をハンダ付けします。

ここまで来ると車体からカバーを外してメタルを隙間に流し込む様にハンダ付けします。

ヤスリとペーパーで余分なメタルを削ぎ落として整形した物をボディに付けてみました、実車もクリアランスは小さめの様なので(もちろんクリアランスが大きくなれば整流効果も少なくなるでしょうから・・・)こんな感じで如何でしょうか!?

もちろん反対側も・・・

当然ですが取付けると・・・

書けば2行程ですが実際の作業は結構時間がかかってしまいますね。