Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今朝は少し暖かかったですが・・・今夜から雪?

2013-02-18 15:30:35 | Bluebird 1933
なかなか好天が続かないここ山陰です(笑)
それにしては結構ご来店が多めで・・・こんなにわかり難い所にあるお店なのに有り難い事ですね。
そう言えば昨日広瀬町(アトリエから車で10分位かな~!?)から路線バスに乗って二人の女性の方がご来店頂きました。この辺りは田舎なので路線バスに乗ってわざわざいらっしゃる事は大変珍しいのです、路線バスも1日にたったの5~6便ある位ですからたいていの方は乗用車で乗り合わせていらっしゃいます。
バスの中でワンマンバスの運転手さんにドーフィンってCafeに行きたいんだけどどこのバス停で降りたら良いのか質問された様で運転手さんも確信が無かったらしく『多分・・・宮谷口ですが・・・。』
そのバス停に着いてからお客さんを待たせて近所のお宅にドーフィンの場所を確認してもらった様です。
お二人の女性が少しご年配の方だから間違えてはいけないと言う気持ちがそうさせたのかわかりませんが、いかにも山陰、いかにも安来、いかにも飯生町、しつこい様だけどいかにもCafeドーフィンらしいお話ですね。
降車されたお二人のお客様に運転手さんがもう一言!
『お帰りのバスはここのバス停に◯時◯分ですから、ゆっくりと楽しんで来て下さい』と本当に田舎らしい心温まるお話を伺いました。
お二人のお客様は数時間当店で楽しまれて満足そうにお帰りになった様です。

さて制作の方ですが、昨日ノーズカウルの上側にエンジンの吸気用のダクトの穴が空きました、穴のまわりを少し整形して奇麗に仕上げておきます。

吸気用のダクトは昨日作っていますがボディ側の取り付け穴も加工しなければなりません、残念ながらここの画像は全く有りませんので想像になりますね。
難しくは無いですが不自然にならない様に注意は必要ですね。
フロントノーズの穴の位置から推測するにのこの辺りになりますね。
これより下ですとラジエターの冷却水のパイプと干渉しますので必然的にここしか無いと・・・。

穴を整形してみました、先ほど差し込んだのはダクトを通す為の一回り太い角パイプですのでこのままの寸法で前まで出る訳では有りませんよ。

下の画像で差し込んでいるのが吸気ダクトを差し込む為の角パイプでしてこの時点でノーズの穴との位置関係をきちんとしておかなければなりませんのでまだ長いままにしております。

このままノーズカウルを装着してみるとこんな感じです。
吸気ダクトが太くていかにも大量の空気を送り込めそうなのですが・・・これでは大き過ぎます(笑)

細いダクトを取り付ける前にラジエターを本チャン用に交換しておかないといけませんね、それくらいここの寸法はシビアなんです。
ダミーのラジエターを加工致します。
ダミーのラジエターはノーズカウルの中に収まる事は確認していますがこれに真鍮板を巻いて使いますからこれよりも少し大きくなる訳です、ならば少し余分に削って小さくしておかなければなりません。
寸高の厳しい上側を0.4mm程度削って小さくしておきました、これに0.2mmの真鍮板を巻いてハンダ付けします。
と書いてもレジンにハンダ付け?と思われるでしょうね。
下面の平面に予め0.2mmの真鍮板を接着しておいてそのコバの部分に上側の真鍮板をハンダ付けすれば良いですね。

この状態でシャーシ側に付けられるのか確認をしておきます。
その前に吸気ダクトを一寸細い物に交換してあります。
そうすればラジエターは予定通りの部分に収まります。

ラジエターの下側には冷却水のパイプが後方に向けて伸びているのです。
このパイプは後で取り付けられる様に脱着可能な様にしております。

ラジエターの上側には後方からラジエターを支える為の細いステーが伸びていますのでラジエターの後ろ側に取り付けステーを準備しておかなければいけませんね。
小さいですがこれがソレです。

先ほどのステーはラジエター後部の上側にハンダ付けします中央部の穴は上側の冷却水のパイプが入る場所です。

ステーも作っておきましょう。
当初ステーは0.4mm真鍮線を使う予定でしたが少し細すぎますので0.5mm真鍮線に変更、取り付けピンも0.5mmに変更少し強度アップです。
ボディ側はただの穴にしています、本来はシャーシの方にステーが付いていますのでボディはただ単に貫通しているだけなのです。
ですからこは変に凝らずに穴だけです。

ステーをラジエターに取り付ける前にラジエターを小加工します。
実物は画像が無いのでよくわかりませんが透し図を見るとラジエターの本体に強度アップの為のプレスラインが入っている様です。
但し透し図なので凹みのプレスなのか凸のプレスなのかよくわかりません。
色々調べましたが結局どちらかよくわからないので取り敢えず凸で作ってみました。
ここはクリアー塗装で仕上げますので真鍮の色を生かした仕上げになります。

やっとステーを取り付ける事が出来ました、・・・どこに付いているのかわかりますかね~??

本日まで制作した部品を全て取り付けてみました・・・こんな感じです。
ウ~ンなかなか良いでしょ??