今日は312T2の制作を再開する予定でしたが、机の下にはお預かりしている修理のミニカーが・・・何台か待っていました。
随分お待たせしている物も有るので・・・朝一番からこれを片付けてから312T2に移ろうと簡単に考えたのが良くなかったですね(笑)
まずはマクラーレンMP4/4フロントウインドのスクリーンを貼り直します。
確かにお客様の言われる通り後ろ側が少し浮いている様に見えます・・・。
エナメルシンナーを流して一旦取り外し・・・
部品を確認してみると・・・
どうやらスクリーンのカットが少し大きかった様ですね///
このスクリーンは後ろ側のエッジが開いた様な形状になっているのですがボディ側は真っすぐなのにスクリーンの部品側は真上から両サイド間で全部が開いた形状なんですねこの開いた部分がボディから離れているから外れている様に見えます。
本来は接着部分は真っすぐで開いた形状になっているのは上側だけでなければこの形状になならないはず・・・
両サイドを少し短めに削って取り付ければ自然に収まります・・・。
ついでにリアウイングのスプリッターも紛失してしまったらしいのでメイクアップさんに部品を問い合わせ中・・・無ければ削って作りましょう。透明なカバーも割れてしまっていますのでこれも問い合わせ中です。
2年程前に制作したフィアットディーノのリアホイールのセンターにあるスピナーのエッチングが折れてしまいました。
この部品は在庫が有りますので外して取り替えるだけになりますね・・・これは部品さえ有れば簡単です。
そして難物はコレ!!
フェラーリ275GTBの事故車ですね・・・
何でもジャックブラウアーと言う方の作られた物のジャンクらしいのですが・・・なんでこんな事になったのかは不明です。
左ドアは閉じません。
リアのトランクはヒンジが片側はずれています。
当然ながら奇麗には開きません。
右ワイパーもこの通りです・・・
曲がったワイパーを少しずらしてボンネットを開けてみるとエンジンが入っていますね。
裏にはサインが有ります・・・しかし台に留める為のビス穴もボディとシャーシを留めるビス穴もなんにも無い・・・
ボディとシャーシは接着なんですね・・・修理の事など考えていないんでしょうか・・・
良く観察するとドアサッシが当たるボディの部分は削りっぱなしで塗裝がしていない状態ですね。
ドアヒンジが曲がってしまった時にボディとドアが干渉したのかボディカラーが剥げてしまいました。
当初は塗料が乗っていたのですが剥離しかけていた様で触るとポロポロ落ちてしまいました、まあしょうがないですね。
今はドアのチリを直す事の方が優先です。
何度サッシとボディの間を削ってもドアが閉まらないのです・・・どこかが干渉しているのですが締めても押し出される様に開いてしまいます。画像を見るとドア自体が少し後にずれていてドアの後ろ側が少し上がっているのがわかりますね・・・。
いい加減いやになってしまった時に良く良く見てみると・・・干渉しているのはドアのサッシの部分では無くその前側のAピラーの下側でした・・・。そこを削って調整すると何事も無かったかの様に閉まりました!
余りにも嬉しかったので写真を撮り忘れてしまいました・・・(笑)
この作品はStudio_Rosso製の展示ベースとカバーに固定する事を希望されていますのでスペーサーを作りました。
シャーシがフラットでないのでフェルトを付けました。
いじっていたらシャーシが外れてしまいました・・・(汗)
ベースはタメオみたいですね・・・。
再びシャーシとボディを接着して展示ベースに固定しました。
トランクは外れてヒンジを壊すといけないのでテープで仮止めです・・・
いよいよトランクを何とかしなければいけませんね~、と思っていたらトランクが外れてしまいました。
いきなりだったのでちょっと焦りましたが塗膜は大丈夫でした。
良かったと思ったのも束の間、このヒンジは小さいのにピンも何も無くただ接着しているだけ・・・コレじゃあ絶対に接着強度が保てないので・・・ヒンジの後ろ側はまだしも前側は絶対にダメでしょう・・・。
仕方が無いのでヒンジの前側の部分に0.3mmの洋白線をハンダ付けしました。
塗装済、しかもこの状態でここにハンダ付けをするのはかなりのチャレンジですが強度を稼ぐ他の方法は有りません。
ヒンジの強度は十分でしょう・・・最初に比べればね(笑)
ドアのチリも左右同じくらいになりました。
左側のドアの内装はタンの皮が貼って有るのですが赤黒いシミが有りまして気になりましたのでペイントしました。
色合せした基本色を塗って皮の模様を筆塗ります・・・どこかわかりますか?
修理完了です、巧くいきました・・・多分・・・。
巧くないのはコレで一日の仕事時間を使いきってしまった事くらいかな・・・。
明日は312T2いきますよ・・・(汗)
随分お待たせしている物も有るので・・・朝一番からこれを片付けてから312T2に移ろうと簡単に考えたのが良くなかったですね(笑)
まずはマクラーレンMP4/4フロントウインドのスクリーンを貼り直します。
確かにお客様の言われる通り後ろ側が少し浮いている様に見えます・・・。
エナメルシンナーを流して一旦取り外し・・・
部品を確認してみると・・・
どうやらスクリーンのカットが少し大きかった様ですね///
このスクリーンは後ろ側のエッジが開いた様な形状になっているのですがボディ側は真っすぐなのにスクリーンの部品側は真上から両サイド間で全部が開いた形状なんですねこの開いた部分がボディから離れているから外れている様に見えます。
本来は接着部分は真っすぐで開いた形状になっているのは上側だけでなければこの形状になならないはず・・・
両サイドを少し短めに削って取り付ければ自然に収まります・・・。
ついでにリアウイングのスプリッターも紛失してしまったらしいのでメイクアップさんに部品を問い合わせ中・・・無ければ削って作りましょう。透明なカバーも割れてしまっていますのでこれも問い合わせ中です。
2年程前に制作したフィアットディーノのリアホイールのセンターにあるスピナーのエッチングが折れてしまいました。
この部品は在庫が有りますので外して取り替えるだけになりますね・・・これは部品さえ有れば簡単です。
そして難物はコレ!!
フェラーリ275GTBの事故車ですね・・・
何でもジャックブラウアーと言う方の作られた物のジャンクらしいのですが・・・なんでこんな事になったのかは不明です。
左ドアは閉じません。
リアのトランクはヒンジが片側はずれています。
当然ながら奇麗には開きません。
右ワイパーもこの通りです・・・
曲がったワイパーを少しずらしてボンネットを開けてみるとエンジンが入っていますね。
裏にはサインが有ります・・・しかし台に留める為のビス穴もボディとシャーシを留めるビス穴もなんにも無い・・・
ボディとシャーシは接着なんですね・・・修理の事など考えていないんでしょうか・・・
良く観察するとドアサッシが当たるボディの部分は削りっぱなしで塗裝がしていない状態ですね。
ドアヒンジが曲がってしまった時にボディとドアが干渉したのかボディカラーが剥げてしまいました。
当初は塗料が乗っていたのですが剥離しかけていた様で触るとポロポロ落ちてしまいました、まあしょうがないですね。
今はドアのチリを直す事の方が優先です。
何度サッシとボディの間を削ってもドアが閉まらないのです・・・どこかが干渉しているのですが締めても押し出される様に開いてしまいます。画像を見るとドア自体が少し後にずれていてドアの後ろ側が少し上がっているのがわかりますね・・・。
いい加減いやになってしまった時に良く良く見てみると・・・干渉しているのはドアのサッシの部分では無くその前側のAピラーの下側でした・・・。そこを削って調整すると何事も無かったかの様に閉まりました!
余りにも嬉しかったので写真を撮り忘れてしまいました・・・(笑)
この作品はStudio_Rosso製の展示ベースとカバーに固定する事を希望されていますのでスペーサーを作りました。
シャーシがフラットでないのでフェルトを付けました。
いじっていたらシャーシが外れてしまいました・・・(汗)
ベースはタメオみたいですね・・・。
再びシャーシとボディを接着して展示ベースに固定しました。
トランクは外れてヒンジを壊すといけないのでテープで仮止めです・・・
いよいよトランクを何とかしなければいけませんね~、と思っていたらトランクが外れてしまいました。
いきなりだったのでちょっと焦りましたが塗膜は大丈夫でした。
良かったと思ったのも束の間、このヒンジは小さいのにピンも何も無くただ接着しているだけ・・・コレじゃあ絶対に接着強度が保てないので・・・ヒンジの後ろ側はまだしも前側は絶対にダメでしょう・・・。
仕方が無いのでヒンジの前側の部分に0.3mmの洋白線をハンダ付けしました。
塗装済、しかもこの状態でここにハンダ付けをするのはかなりのチャレンジですが強度を稼ぐ他の方法は有りません。
ヒンジの強度は十分でしょう・・・最初に比べればね(笑)
ドアのチリも左右同じくらいになりました。
左側のドアの内装はタンの皮が貼って有るのですが赤黒いシミが有りまして気になりましたのでペイントしました。
色合せした基本色を塗って皮の模様を筆塗ります・・・どこかわかりますか?
修理完了です、巧くいきました・・・多分・・・。
巧くないのはコレで一日の仕事時間を使いきってしまった事くらいかな・・・。
明日は312T2いきますよ・・・(汗)