English Version
全国的に今日からまた一段と冷え込みが厳しくなりそうでして、当地でも午前中は雪が舞っていました。
少し前に初雪と言われた事が有りましたがあれは雨に混じってみぞれ状態だったので雪の姿は確認出来ませんでしたが今回は完全に白く『雪』を今期初めて確認致しました。
まあ12月ですから少しも珍しくないですが雪を見ると冬を実感出来ますね。
少し前の話題になりますがセブンを作った時にシートのトリムに0.1mmの鉛線を塗装して使いましたが、あの塗装はウレタン塗料にプラスチック用の軟化剤入りの硬化剤を混ぜて使うのですが硬化剤は残量が少なくなりますとすぐに変質して使えなくなってしまいます。
ご多分に漏れずセブンの制作時がまさにその時でして使えるか使えないかギリギリの状態でした。
幸いにしてセブンのシートのトリムは作り上げる事が出来ましたが現在の時点で既にゼリー状になっていまして使用不能になってしまいました。
ロックエースの塗料(カラーの物)のカタログを見るとプラスチックバンパーを塗る場合の硬化剤にには2種類有りまして硬化剤に軟化剤が入っているものと普通の硬化剤に軟化剤を20%程混ぜて使う物とが存在する事がわかります。
私が使っていた物は最初の方の物ですね。
これが良くないのは硬化剤が一緒に入っている為に劣化しやすい事ですね、今回その硬化剤がダメになりましたので買い替えを機に後者の軟化剤単独の物を入手してみました。
軟化剤だけでは劣化が遅く長持ちをするのではないかと思われるのです、使い方はベース塗料と20%程度の軟化剤、そして規定量主剤の10%の硬化剤を個々に混ぜなければならない事ですが軟化剤が長持ちする事を考えればこちらの方がメリットが大きいのじゃないかと思います。ベース必要なカラーのロックエース塗料と硬化剤そしてこの軟化剤とが有れば簡単にある程度曲がる色付きの鉛線を作る事が出来ます。
プラグコードとかに自由な色で作る事が可能になって来ます。
デメリットは普通の方ですと使いこなせない量でしょうか・・・まあご希望が有れば(あまり無いかもしれませんが)小分け致します。
さて制作ですが、一昨日Ferrrari 275GTB/4のフロントノーズを直しておりましたが途中で時間切れになってしまいました。
インテークの穴は既に大きく削り込んでいますのでもう後に引き返せない事は書きましたがそのままの状態で次の制作日まで持ち越すのは気分的にも精神衛生上も良く無い事ですね。
私はストレスが嫌いなので・・・(笑)
今日はノーズのインテークを作ってしまう事に致しました。
まずは実車の形状を頭に叩き込みます。
参考画像はこちら・・・
下の画像の車はインテークの上側も下側もどちらかと言えば直線的な長丸ですね。
私のイメージはどちらかと言えば下の様な感じですね。
上は直線的な形状で下側は少しRを描いています、少し不敵な笑いを浮かべている感じですね~。
まあ写真を写す角度とか高さで写り方は変わって来ますでしょうから・・・この辺りは良し悪しではなくイメージで・・・。
下の写真はどちらかと言えば上から下に向かって写していますので下唇の部分が余計に下がっている様に写っていますもう少し真っすぐに近い形状でも良いかな!
まずはインテークの奥側に格子のグリルを接着する為の段を作ります、0.5mmの真鍮板を切って曲げて嵌め込みます。
ボディとの隙間を埋める為にメタルで埋めています。
何だか変な顔になってしまいました・・・こんな顔になると急速に自信が無くなってしまいます・・・ストレスが最高潮です(笑)
この状態で真上から形状を確認して理想の形状に削ります、決して前から見てはいけませんよ・・・かっこ悪いですから・・・。
インテークの中央部が頂点になる様にRを付けて削ります、しかも少しロングノーズになる様にします・・・ここは大切な部分です。
上から見て左右対称で中央部が少し尖る様な形状になりましたが、全体がふっくらとした形にはまだメタルが足りません。
追加でメタルを盛ります。
スモールランプのまわりの方も盛ってやらないと自然なラインでつながりませんね~
大きなヤスリを使いザクザクと削ってゆきますが部分的に削る事はせずヤスリを引く場合ボディラインに沿って出来るだけ長い距離を引く様に削ってゆきます。
500~600番のペーパーで仕上げてみます。
荒いヤスリの痕が付いていると形状がごまかされる事も有りますので細かなペーパーで削って様子を見ますがこれも長い距離を引く様に削ります。
インテークの角は結構丸く仕上げております、ここには真鍮板の端が出ていますので柔らか過ぎなくて整形が楽ですね。
前から見ると少し印象が違いますがこれは下の顎の部分がシャーシ側に付けられているからですね。
この部分は当初から真鍮板で作り直してやろうと思っていましたのでこのタイミングで作り直してノーズと共に検討します。
少し厚めの0.5mm真鍮板を切り出します。
厚めのゴム板の上で真鍮板を叩いて曲げてゆきます。
顎の部分は結構複雑なRが付いていますので時間をかけて形状をしっかりと合わせます。
叩いた真鍮板をメタルで接合します。
フラックスを使いしっかりと溶かし込む事が大切ですね、スが残っているとその中にフラックスが残ってしまいますので後で影響が出るからです。
今まで山の様に経験済ですから・・・(笑)メタルを溶かした状態で沸々と泡が出なければOKです。
フラックスが残っていると蒸発して水蒸気になって出てくるのです。
またザクザクと荒いヤスリで整形します。顎を左右前後に引く様に削ります。
部分的にゴシゴシ削るとその部分だけが削られて凹んでしまいます。
ラインが出る様に長い距離を引く訳ですね・・・。
この角度からはよくわからないかもしれませんがインテークの下側の部分の奥行きが見えますね。
有るのと無いのでは印象が違いますね。
こちらの角度だともっとわかりやすいかな~。
顎の部分をボディ側に付け足しましたからシャーシのこの部分は切ってやらないと収まらなくなります、ただ全部切ってしまうとフロント側のボディとの取り付けが出来なくなってしまいます。
シャーシの前側をボディの内側に差し込んで固定しようと思っています。
必要が有ればビス止めする部分を増設したいと思います。
シャーシはこんな感じでボディの内側に差し込まれます。
次はフロントバンパーを削らないとダメですね~
バンパーを付けて初めてこの形状で良いのかの判断が出来るかと・・・まだまだフロントマスクから解放されないな~。
全国的に今日からまた一段と冷え込みが厳しくなりそうでして、当地でも午前中は雪が舞っていました。
少し前に初雪と言われた事が有りましたがあれは雨に混じってみぞれ状態だったので雪の姿は確認出来ませんでしたが今回は完全に白く『雪』を今期初めて確認致しました。
まあ12月ですから少しも珍しくないですが雪を見ると冬を実感出来ますね。
少し前の話題になりますがセブンを作った時にシートのトリムに0.1mmの鉛線を塗装して使いましたが、あの塗装はウレタン塗料にプラスチック用の軟化剤入りの硬化剤を混ぜて使うのですが硬化剤は残量が少なくなりますとすぐに変質して使えなくなってしまいます。
ご多分に漏れずセブンの制作時がまさにその時でして使えるか使えないかギリギリの状態でした。
幸いにしてセブンのシートのトリムは作り上げる事が出来ましたが現在の時点で既にゼリー状になっていまして使用不能になってしまいました。
ロックエースの塗料(カラーの物)のカタログを見るとプラスチックバンパーを塗る場合の硬化剤にには2種類有りまして硬化剤に軟化剤が入っているものと普通の硬化剤に軟化剤を20%程混ぜて使う物とが存在する事がわかります。
私が使っていた物は最初の方の物ですね。
これが良くないのは硬化剤が一緒に入っている為に劣化しやすい事ですね、今回その硬化剤がダメになりましたので買い替えを機に後者の軟化剤単独の物を入手してみました。
軟化剤だけでは劣化が遅く長持ちをするのではないかと思われるのです、使い方はベース塗料と20%程度の軟化剤、そして規定量主剤の10%の硬化剤を個々に混ぜなければならない事ですが軟化剤が長持ちする事を考えればこちらの方がメリットが大きいのじゃないかと思います。ベース必要なカラーのロックエース塗料と硬化剤そしてこの軟化剤とが有れば簡単にある程度曲がる色付きの鉛線を作る事が出来ます。
プラグコードとかに自由な色で作る事が可能になって来ます。
デメリットは普通の方ですと使いこなせない量でしょうか・・・まあご希望が有れば(あまり無いかもしれませんが)小分け致します。
さて制作ですが、一昨日Ferrrari 275GTB/4のフロントノーズを直しておりましたが途中で時間切れになってしまいました。
インテークの穴は既に大きく削り込んでいますのでもう後に引き返せない事は書きましたがそのままの状態で次の制作日まで持ち越すのは気分的にも精神衛生上も良く無い事ですね。
私はストレスが嫌いなので・・・(笑)
今日はノーズのインテークを作ってしまう事に致しました。
まずは実車の形状を頭に叩き込みます。
参考画像はこちら・・・
下の画像の車はインテークの上側も下側もどちらかと言えば直線的な長丸ですね。
私のイメージはどちらかと言えば下の様な感じですね。
上は直線的な形状で下側は少しRを描いています、少し不敵な笑いを浮かべている感じですね~。
まあ写真を写す角度とか高さで写り方は変わって来ますでしょうから・・・この辺りは良し悪しではなくイメージで・・・。
下の写真はどちらかと言えば上から下に向かって写していますので下唇の部分が余計に下がっている様に写っていますもう少し真っすぐに近い形状でも良いかな!
まずはインテークの奥側に格子のグリルを接着する為の段を作ります、0.5mmの真鍮板を切って曲げて嵌め込みます。
ボディとの隙間を埋める為にメタルで埋めています。
何だか変な顔になってしまいました・・・こんな顔になると急速に自信が無くなってしまいます・・・ストレスが最高潮です(笑)
この状態で真上から形状を確認して理想の形状に削ります、決して前から見てはいけませんよ・・・かっこ悪いですから・・・。
インテークの中央部が頂点になる様にRを付けて削ります、しかも少しロングノーズになる様にします・・・ここは大切な部分です。
上から見て左右対称で中央部が少し尖る様な形状になりましたが、全体がふっくらとした形にはまだメタルが足りません。
追加でメタルを盛ります。
スモールランプのまわりの方も盛ってやらないと自然なラインでつながりませんね~
大きなヤスリを使いザクザクと削ってゆきますが部分的に削る事はせずヤスリを引く場合ボディラインに沿って出来るだけ長い距離を引く様に削ってゆきます。
500~600番のペーパーで仕上げてみます。
荒いヤスリの痕が付いていると形状がごまかされる事も有りますので細かなペーパーで削って様子を見ますがこれも長い距離を引く様に削ります。
インテークの角は結構丸く仕上げております、ここには真鍮板の端が出ていますので柔らか過ぎなくて整形が楽ですね。
前から見ると少し印象が違いますがこれは下の顎の部分がシャーシ側に付けられているからですね。
この部分は当初から真鍮板で作り直してやろうと思っていましたのでこのタイミングで作り直してノーズと共に検討します。
少し厚めの0.5mm真鍮板を切り出します。
厚めのゴム板の上で真鍮板を叩いて曲げてゆきます。
顎の部分は結構複雑なRが付いていますので時間をかけて形状をしっかりと合わせます。
叩いた真鍮板をメタルで接合します。
フラックスを使いしっかりと溶かし込む事が大切ですね、スが残っているとその中にフラックスが残ってしまいますので後で影響が出るからです。
今まで山の様に経験済ですから・・・(笑)メタルを溶かした状態で沸々と泡が出なければOKです。
フラックスが残っていると蒸発して水蒸気になって出てくるのです。
またザクザクと荒いヤスリで整形します。顎を左右前後に引く様に削ります。
部分的にゴシゴシ削るとその部分だけが削られて凹んでしまいます。
ラインが出る様に長い距離を引く訳ですね・・・。
この角度からはよくわからないかもしれませんがインテークの下側の部分の奥行きが見えますね。
有るのと無いのでは印象が違いますね。
こちらの角度だともっとわかりやすいかな~。
顎の部分をボディ側に付け足しましたからシャーシのこの部分は切ってやらないと収まらなくなります、ただ全部切ってしまうとフロント側のボディとの取り付けが出来なくなってしまいます。
シャーシの前側をボディの内側に差し込んで固定しようと思っています。
必要が有ればビス止めする部分を増設したいと思います。
シャーシはこんな感じでボディの内側に差し込まれます。
次はフロントバンパーを削らないとダメですね~
バンパーを付けて初めてこの形状で良いのかの判断が出来るかと・・・まだまだフロントマスクから解放されないな~。