Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Ferrari F2008はもうそろそろ完成ですね

2015-01-03 17:07:44 | Ferrari F2008
今日は今年になってから3日目ですね。
1月になってからず~っと雪が降っていましたが今日は少し緩んできまして晴れ間が見えております。
午前中通勤の時には道路にまだ雪が有りまして圧雪状態でして車の運転には少々苦労致しました。
お正月は息子のサンプル制作の手伝いをしたりCafeがお休みの間にテーブルやカウンターの手入れをしていましたのでず~っとお仕事モードですね。
夜は比較的ゆっくりとテレビを見たりしていましたが・・・普通の時と余り違いは有りません。
これが良いのか、悪いのかわかりませんが・・・。

そんな中でも少しずつでは有りますがFerrari F2008の制作を続けておりましたので新年早々完成が近くなりました~!
ほんの少しずつでは有りますが・・・まあ毎日の積み重ねなので・・・たまたま完成がお正月に重なったという事です(笑)
でもお正月に完成に至るのは何だか少し御目出度い気持ちになれますね~。

では今日の制作のご紹介です。
車体の方はタイヤも付いて完成の域に達しております。
エンジンカウルの組立てや磨きなどが最後の仕上げになりますね。
まずは磨きです。
なぜボディと一緒に磨いてしまわなかったのか・・・ですがこれは本体を組立てる場合に部品一つを接着する時には必ずエンジンカウルを取付けて当りを確認しながら組立てますのでエンジンカウルに傷が付く恐れが有るからなのです。
なので磨きの作業はこの時点で行ないましょう。
本来ならカウルの塗装もこの時点で行なう方が良いかもしれませんがメタリックカラーですと色の違いが出ると良くないので出来れば本体と一緒に塗りたいですよね~。
カウルの合わせを優先するならこの時点でのカウル合わせをして塗装という事になると思いますが今回は塗装を優先して制作を行なう事に致しました。
まあその都度どこを優先して作るのか・・・と言うのは違ってきますから手順がいつも同じと言う事は有りません。
この時点で磨きをするというのは制作全体のバランスを取って考えた工程なのです。

磨きが完了しましたらエキゾーストのまわりをセミグロスブラックで塗ります。
マスキングは大変な事になりますがカウルの内側も一緒に塗っておきます・・。
ボディ表面はウレタンクリアーなのではみ出したセミグロスブラックはクレオスのシンナーで拭き取る事が出来ますので少しは楽ですね~。

エンジンカウルには小さなウイングが付いていますからこの時点で接着します。
傾かない様に接着剤が硬化するまでは細切りしたマスキングテープで押さえておきます・・・この辺りの作業は指が太いとちょっと辛いかな~(笑)
人間も1/43になれば作業は簡単なんだけど・・・。


制作がここまで来ると展示ベースの配置も考えなければなりません、今回はメイクアップさんの方からアクリル製の特注ケースを使う様に指示が有りましたので配置を考えています。


余り違いがわからないかもしれませんね~

この作品の場合車本体は向かって右側に斜め45°に配置というのは定番ですね。
しかもノーズも取付けたまま透明なカバーをかぶせられる配置(少し後側に寄せておかないとノーズを取付けた場合にカバーに当たってしまっては問題ですね。
予備のノーズやカウルスタンドをどこに置くかメイクアップさんに相談してみるのが良いでしょう。